無理のない地域づくりがしたい~地域.zin増殖計画~【あい介護サービス 四軒家啓介さん】

2016年9月22日 | コンテンツ管理用ヨクスル

2016年8月30日(火)高松でさぶみっと!ヨクスル「高松が盛り上がるために Webのチカラで全力応援しようぜ!」が開催されました。

さぶみっと!ヨクスルは、全国各地で開催し、地域がよくなるためにやりたいことがある人をみんなで全力応援して地域を盛り上げるイベントです。

今回プレゼンターとして登壇いただいた四軒家さんは、ことでん一宮から歩いて5分にある「あい介護サービス」に勤めながら、地元である高松市三谷町で三谷まちワークショップのメンバーに所属し地域活動をされています。

四軒家さんは、地域活動を行っていく中で「地域を良くしたいとは思っている人はたくさんいるが、どうやっていいいか分からない人がたくさんいる。」ということに気付き、新しい人と昔から住んでいる人をつなげるパイプ役として、地域の人が興味を惹くようなイベントや取り組みを考えていきたいと思うようになったということです。

「さぶみっと!ヨクスル in 高松」にて、プレゼンターとして登壇いただいての感想をお聞きしました。

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地域の拠点をつくることで、そこに人が集まり地域のことを考える人(地域.zin)が増える。そのきっかけを作りたい。

──今回はどのようなテーマでプレゼンを行ったのですか?

地域の活動に参加している人、まちづくりについて考える人というのは、どうしても固定したメンバーなりがちで足りていないということが多いと思います。
それは「地域活動が、固定のメンバーに集中し大変なため気軽に参加できない」ということがあります。

自分も少し前に大変さもあってしんどいと感じていたのですが、それではやっぱりいけないと思い、「もっと気軽に地域活動に参加できる方法はないか」をさぶみっと!ヨクスルという機会で意見を貰いに来ました。

地域のことを考えてくれる、僕の造語ですが「地域.zin」を増やすための気軽で無理のない方法を一緒に考えて欲しいと思いました。

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──どのようなアイデアが出ましたか?

アイデアは停滞することなく出ました。
それらが出てくるうちに、何をするにも地域の拠点が大事で「集まる場所」をつくるという方向性でアイデアがまとまってきて、最終的に40個のアイデアが出ました。

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──ユニークなアイデアはありましたか?

地域の人たちが意見を出しやすいように、いろんな場所にホワイトボードを置く、その他にSNSを使ってコミュニティを作る。ラジオ体操をするなど、いろんなアイデアが出ました。

僕があらためて確認できたのは、やっぱり前提となるのは拠点、集まる場所なのだなということです。そのことを、たくさんの人を交えて再確認が出来て、確信しました。

また、「何もないからこそ、何でもできる」という意見もあって、見方を変えるとアイデアはたくさん生み出せるという気持ちになりました。

それから、やっぱり地域のものの中でよいところを発見して生かしていくことが大事なんじゃないかということも話としてあがりました。

最初はアナログでやることで、いろんな人が参加できる。ホワイトボードというアイデアにはそういう考えがあります。

──さまざまなアイデアが出て最終的にどのアイデアを選びましたか?

明日からすぐにできるような気楽にできることを選ぼうと思って、「ホワイトボード(を地域の拠点に置く)」というアイデアにしました。

「ホワイトボード」を置いて、そこに地域の人がアイデアを書く。そのアイデアに賛同者がマークをつけて、10人を超えたらそのアイデアをやってみるというようなコンセプトです。

またITを使って、たとえばSNSなどでやってみるというのもよいという話が出ました。
ただ最初はアナログでやることで、いろんな人が参加できると思うので、そういった形で出来ないかと思っています。

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──今後はどのように展開していこうと思っていますか?

まずは、三谷町のコミュニティーセンターにホワイトボードを用意してみようと思っています。地域の中で唯一いろんな人が集まる場所なので、まずはここしかない。
自分は、理事長として地域に関わっているので、近々、会合でそのアイデアとして提案したいと思っています。

また地域の方がよく見ているチラシや広報誌を通じて、ホワイトボードを置いたことを告知していこうと思っています。

ITを活用したいという思いはありますが、僕自身も得意ではないので、正直もどかしさを感じています。地域の中に、ITを活かせる人が不足しているというのが現状なので、これからはもっとITを理解している若い人たちが三谷町の地域活動に集まって欲しいという気持ちがあります。

そういう中で、「ホワイトボード」というアイデアはほんとうに手をつけやすい良いアイデアだと思いました。

──ご協力いただけると手をあげていただいた方はいらっしゃいましたか?

はい。協力していただける方もたくさんいらっしゃいました。
まずは、その人達と一緒に会うような場を設けてお互いを知るようにしてみようと思います。

 

「ホワイトボードプロジェクト」に
参加したい方はこちらのFacebookグループに申請ください

https://www.facebook.com/groups/whiteboardpj/

 

──わかりました。私たちもお手伝いできるところはぜひさせてください。最後に、さぶみっと!ヨクスルへのメッセージをお願いします。

最初は、このイベントは本当に盛り上がるのかなと思ったけど、参加された皆さんが優しくて意見を出してくれて、登壇して本当によかったです。

実は今回プレゼンを行った、三好さん、秋吉さん、僕の3人で、「このイベントって僕たちが一番得したよね!」という話をしていました(笑)。

あと、このイベントの形は、どんなジャンルでも応用できると思いました。

──お役に立てて本当にうれしいです。四軒家さん、ありがとうございました!

また、わざわざお忙しいところご挨拶いただいた「あい介護サービス」の代表取締役倉本さんお礼申し上げます。

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左からあい介護サービスの四軒家さん、倉本さん、ヨクスル運営の五十嵐

当日のプレゼンの様子

当日のプレゼンの資料

無理のない地域づくりがしたい〜地域.zin増殖計画〜【あい介護サービス/三谷まちづくりワークショップメンバー 四軒家啓介さん】 from さぶみっと!ヨクスル

次回、12月08日(木)開催の
「さぶみっと!ヨクスル in 高松」に
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