ユニバーサルシティー札幌~当事者の声の価値をいま!~

2017年6月12日 | コンテンツ管理用ヨクスル

2017年4月28日(金)に「さぶみっと!ヨクスル in 札幌」を開催いたしました。
プレゼンターのトップバッターは、「スポットウォーキング札幌」平間 栄一さんです。

平間 栄一さんは、「スポットウォーキング札幌」の代表だけではなく、「Radio TxT FMドラマシティー「ガチフク!」」のメインパーソナリティーや、「ほっかいどう三十路式」実行委員長、「バリアフリーモータースポーツフェスティバル」実行委員など、さまざまに場所で活躍されています。

まずは、平間 栄一さんのプレゼンテーションの動画をご覧ください

プレゼンテーション資料のご紹介

 

当日は、気合いの入ったプレゼンテーションありがとうございました!

 

後日、平間 栄一さんにプレゼンターとして登壇した感想をお聞きしました。

 

 

福祉業界以外の方もできるなら何かしたいと思っていると感じました

──今回プレゼンターとして登壇されたきっかけをお教えください。

もともと、さぶみっと!ヨクスル in 札幌の前回のプレゼンターである岩崎さんからお声がかかりました。
最初に話を聞いた時は、よくあるプレゼンのイベントだと思いました。

僕は福祉の分野で新しい取り組みをしているので、周りの皆さまからよくプレゼンにお声掛けをいただくことが多いので、そういうものと同じだと思いました。

ただ、実際に参加してみると、さぶみっと!ヨクスルでは自分たちが繋がりの薄いIT関係の方が多くてすごく良かったです。

 

──プレゼンターとして登壇しようと思った決め手は何でしたか?

特に決め手というのはなくて、僕は福祉に関わる人以外の方に広く僕の取り組みを知ってほしいと思っています。
だから誘われたプレゼンはなるべく参加していて、さぶみっと!ヨクスルもすぐにOKさせていただきました。

 

──今回のプレゼンテーマに決めた理由や背景?取り組みはじめたきっかけなど。

自分の周りに障がいをもった仲間がいたことがきっかけです。
世の中でユニバーサルデザインのことをよく耳にしますが、実は当事者不在で考えられていることが多いです。

形や決まりごととしてユニバーサルデザインになっているというケースが多く、当事者の視点に立てていない。
本当の意味で、ユニバーサルデザインを実現するためには、やっぱり当事者の声がないとできないと思っています。

だから当事者の声こそ本当に価値があって、僕は自分の活動を通じて、また福祉サービスに関わる人間として、その価値を伝えていきたいと考えています。

 

──ブレストの様子を教えてください。

プレゼンのあと、僕のグループに入った方の中に積極的に話をしてくれる人がいて、福祉業界以外の方もできるなら何かしたいと思っている、とあらためて感じました。

大事なことは、さぶみっと!ヨクスルがそうだったのですが、このテーマに関われる「きっかけ」を提供出来るとよいのだろうと思いました。
特にIT関係の方は意見を出してくれる人が多くて、発信することの重要さに気づきました。

 

──いくつくらいのアイデアが出ましたか?

アイデアの数は、70個近く出ました。
とてもテンポよくアイデアが出たと思います。

 

──印象に残ったアイデアはありましたか?

実は、70個のアイデアのうち8割は、これまでにも考えたことはありました。

でも、「車椅子生活を体験できるボードゲーム」というアイデアが出てきて、それはこれまで考えたことはありませんでした。

また一からイベントを作るのではなくて「既にあるイベントやお祭りに乗っかる」というアイデアも良かったです。

そして、最終的に選んだアイデアになるのですが、「気づき発見研修プログラム」も考えたことはなく印象的でした。

 

業界ごとにユニバーサルデザインのメニューを作って「気づき発見研修プログラム」を横展開したい

──最終的に選んだアイデアとその理由を教えてください。

「気づき発見研修プログラム」を選んだ理由はいくつかあって、まず一つ目に福祉関係じゃない人たちを『企業レベル』で巻き込めること、二つ目は障がいを持った当事者がその『気づき』を教えることができることです。

当事者が、その研修プログラムで活躍できるし、企業研修なのでビジネスとして成立しているので良いと思いました。

ボランティアではなく、障がいを持った方が当事者として、その気づきを価値として、ビジネス展開でき社会にアプローチできるという可能性を感じました。

 

──今後はどのように進めていきますか?

手をつけていくのはこれからですが、第一歩として二つあると思ってます。

まず一つ目は研修をしたいと思う企業を発掘すること、二つ目は実際に研修プログラムを作ることです。

企業の発掘は、僕の繋がりの中から理解のある企業さんにアプローチしてひとつひとつ進めていくつもりです。

また、研修プログラムは、業界によって変わって来ると思っていて、飲食店におけるユニバーサルデザイン、アパレルにおけるユニバーサルデザインというように、業界ごとのメニューを作っていって横展開したいと思っています。

札幌で雪が降り始める10月までに、まずは一社を発掘して研修をしてみたいと思っています。

 

──最後に「さぶみっと!ヨクスル」へのメッセージをお願いします。

まず、さぶみっと!ヨクスルで発表できてとても良かったと思いました。

もし、頭の中で形にしたいと思っているけどなかなか形にならないようなぼやっとしたものを持っている方は、いろんな立場の人たちがそれを話し合ってくれることで形が見えてくるので、ぜひプレゼンターになって欲しいです。

また、アイデアを出す側として参加しても、これまでまったく考えたことがなかったようなことに触れられるので貴重な経験になると思います。

ぜひ、「さぶみっと!ヨクスル」に参加していただければと思います。

──平間さん、ありがとうございました!

 

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