スポーツが身近にあるまちづくりをして街の価値を高めたい!

2017年6月26日 | コンテンツ管理用ヨクスル

2017年5月19日(金)に「さぶみっと!ヨクスル in 仙台」を開催いたしました。

2人目のプレゼンターとしてご登壇いただいたのは、庄子 和亨さんです。

仙台市太白区出身の庄子さんは、現在進む地元の再開発により「見慣れた景色が失くなっていく」ことや「新しい住民が増えることによるコミュニティの希薄化」を敏感に感じ、自分ができる「街の活性化」に取り組もうとスポーツを軸とした街づくりのために活動しています。

まずは、庄子 和亨さんのプレゼンテーションの動画をご覧ください

プレゼンテーション資料のご紹介

 

地元への気持ちが伝わるプレゼンテーションで、仙台のみならず日本の各地の問題でもあるので大事な取り組みだと思いました。

 

後日、庄子 和亨さんにプレゼンターとして登壇した感想をお聞きしました。

 

 

スポーツを軸とした事業について、オープンな意見やアイデアをもらいたいと思っていました

──さぶみっと!ヨクスルに誘われたときの第一印象はいかがでしたか?

もともとヨクスル in 仙台の運営メンバーの渡辺 徹さんから前回の開催の時に参加を誘われていました。

その時は都合で行けなかったのですが、イベントの内容はウェブサイトを見て知っていました。

今回、渡辺 徹さんから再度プレゼンターの登壇の紹介があり、ちょうど事業を始めるタイミングだったので、「じゃあ、参加しよう!」と決めました。

本当に、タイミングが良かったです。

 

──プレゼンターとして登壇しようと思った決め手は何でしたか?

自分のやるスポーツを軸にした事業について聞いてもらって、オープンな意見やアイデアをもらいたいと思っていたのと、地元の人じゃない方々の意見を聞きたいと思っていました。

また、同じ市に住んでいる人たちには、どういうスポーツ施設なら来たくなるのか?、人気が出そうか?、というマーケティングの意味合いもありました。

 

──今回のプレゼンテーマに決めた理由や背景をお教えください。

もう事業は進んでいてスポーツ施設を建てることは決まっています。そこで建物というハードが出来る前にソフト面で出来ることはないか?、その点でいろいろな意見が欲しかったのでこのテーマにしました。
──ブレストの様子を教えてください。

実は、自分の中で失敗だと思ったことがあります。
プレゼンの話が、枠組みとして少し大きかったために、スポーツ施設で何ができるのか?という点に偏ったように思います。
スポーツ施設が出来てからの活用方法というアイデアが多く出てしまって、本当はその前にするソフト面でのアイデアに焦点を当てたかったです。

 

──いくつくらいのアイデアが出ましたか?

全部で38個のアイデアが出ました。
施設の活用方法と地域で出来るイベントのアイデアが、ほぼ半々ぐらいの割合で出てきました。

 

──印象に残ったアイデアはありましたか?

はい、ありました。

「地区対抗のスポーツイベントをやるときに、年代を混ぜてやるといいんじゃないか」という意見。スポーツをした上で、さらに「料理大会もしてしまう」という意見。

ただスポーツするだけじゃなくて、世代という軸の掛け算したり、違ったジャンルのイベントを掛け算したり、そうすることでスポーツを超えた地域を盛り上げられるイベントについて考えることが出来ました

その中で一番印象に残ったのは、「運動が嫌いな人もいるよね」という意見でした。
スポーツ施設を作る自分にとっては、「運動が嫌いな人」というのは抜け落ちていました。

でも、皆さんがおっしゃったのはそういった人たちも「応援」という楽しみがあるとおっしゃってくれて、それには「なるほど!」と思わされました。

スポーツへの関わり方として、「自分がスポーツする」だけでなくて「スポーツをする誰かを応援する」こともある、その方が広がるということに気付かされました。

 

「運動が嫌いな人」がいるという気づかされた、スポーツに何かを掛け算したいと思った

──最終的に選んだアイデアとその理由を教えてください。

最終的に選んだのは「ドローン×VRイベント」です。

なぜ選んだかというと、「運動が嫌いな人」という気づきがあって、スポーツに何かを掛け算したいと思いました。
そうすることで、参加いただける人の間口を広げられるんじゃないかと思い選びました。

その中でも、ドローンやVRなどの掛け算が面白いと思いました。
というのも、ただドローンでスポーツを撮るだけでなくて「たとえばドローンと競争する」とかエンターテイメント的にも発展させられるイメージが沸いたためです。

 

──今後はどのように進めていきますか?

僕のグループメンバーは、自分含めて11名が入っていて、ドローンに詳しい方やVRに詳しい方がいました。
そういった方からまずはご意見をいただいて、実際に見せてもらってコンテンツを考えようと思っています。

もともとプレゼンにある、「フェースブックの活用」についても、ITに関わる人が多かったので、他の地域の実例などを詳しい話をお聞きしながら進めてみようと思ってます。

数名の方からドローンやVRについて「会社で会ってお話しましょう」とお誘いを受けていますし、ちょうど「フィットネスとVR」の融合の可能性をさぐりたいと考えている人がいて。その方々と事業としてしっかり組めるのではないかと思っています。

 

──最後に「さぶみっと!ヨクスル」へのメッセージをお願いします。

アイデアを自分だけで考えていると、いつもまにか「こうじゃないか、こうあるべき」と固執してしまうことがあって、いつの間にかそれにとらわれて周りが見えていないアイデアになってしまうことがあります。

僕の場合は、それをよく意識した上で考えてたつもりでしたが、やっぱり実際にいろんな方と話してみると固執してしまった部分があって、この機会をいただけたことで自分の考えていたことを客観的に見られるようになりました。

また、他のプレゼンターのこと知りたいなって思うところもあり、次回は逆にブレストに参加して考える側になりたいと思いました。

さぶみっと!ヨクスルは、いろんなアイデアをもらうことで自分の目線が広がるし、他のプレゼンターさんの話を聞いてもう一歩踏み込んで考えれるようになる。そういったことが刺激になって、さらにアイデアが思いつくようになりました。

他のプレゼンターさんとのコラボなども考えることもできるし、本当によかったです。

──庄子さん、ありがとうございました!

 

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