ママや高齢者の孤立化を防ぎ子育てしやすい街づくりを!

2017年6月9日 | コンテンツ管理用ヨクスル

2017年4月28日(金)に「さぶみっと!ヨクスル in 札幌」を開催いたしました。
3人目のプレゼンターとしてご登壇いただいたのは、札幌市南区で小さなお子さまも一緒に行ける子連れカフェ「SUVACO」を運営している野坂 実紀さんです。

野坂 実紀さんは、育児中のママの孤立化を防いでチカラになりたいとカフェ「SUVACO」をオープンし、親子で参加できるさまざまイベントを開催しています。さらに、札幌市南区の高齢化についても取り組みをはじめました。

まずは、野坂 実紀さんのプレゼンテーションの動画をご覧ください

プレゼンテーション資料のご紹介

 

データを使いながらのわかりやすいプレゼンテーションに大変感心いたしました。

 

後日、野坂 実紀さんにプレゼンターとして登壇した感想をお聞きしました。

 

 

大好きな南区の暮らしがもっとよくなるように「ママと子ども、さらに高齢者」を支えたい

──さぶみっと!ヨクスルに誘われたときの第一印象はいかがでしたか?

最初にお誘いを受けた時は、正直どういうイベントなのかよくわかリませんでした(笑
ただ、さぶみっと!ヨクスル in 札幌の1回目のプレゼンターであるよっちママさんとお友達で、彼女からの紹介だったので大丈夫かなって。

 

──プレゼンターとして登壇しようと思った決め手は何でしたか?

実は、昨年よっちママさんが登壇された時に行こうと思っていたのですが、都合が悪くていけませんでした。だから、もともと興味はあったのです。

今回のタイミングで出ようと思ったのは、ちょうど登壇する日の直前からクラウドファンディングがスタートするタイミングだったので、そのことを広く知ってもらうために良い機会だと思ったのと、もともと人前に出るのは苦手だったのですが、カフェ「SUVACO」を作ってから人前に出るのも慣れてきたので「やろう!」って決めました。

 

──今回のプレゼンテーマに決めた理由や背景?取り組みはじめたきっかけなど。

実は、今やっている子連れカフェ「SUVACO」の前に妹と2人でお店をやっていました。
その期間がだいたい6年間あったのですが、その6年間に子どもを3人育てていて、私はカフェが好きなのに子どもと一緒にいると周りに迷惑を掛けてしまうかもしれないので行くに行けなくて、、もちろん子どももかわいいし。でも、カフェも諦めたくないと思っていたのですね。

その時に考えたのが子どもを連れてきても大丈夫なカフェです。
そして、子連れカフェ「SUVACO」をはじめました。

札幌市南区でカフェをはじめてみると、町内会にも参加するようになって、そうすると「ママと子ども」だけじゃなくて、「高齢者の方々」も支えないといけないことがわかってきました。
実際、南区では、高齢者の孤立死など問題が出てきていました。

私は南区の暮らしが大好きで、市街地から遠くないのに緑が豊かで、私のお店の隣には川が流れているんです。その季節感の豊かな場所がもっと住みやすくなっていて欲しいという強い思いを持っています。

だから、南区を活性化させることは「ママと子ども、さらに高齢者」の方を支えることと思うようになりました。

 

──ブレストの様子を教えてください。

私のプレゼン内容に人が集まっていただけるか不安でしたが、たくさんの人が集まってくれました。

南区に住んでいない人がほとんどでしたが、南区の「活性化」について真剣に話していただけました。

皆さん、高齢化の問題を自分の問題として捉えていて、南区だけではなくて札幌の問題として「自分ごと化」してくれたのだと思います。

ブレストの時間が進んで、後半になると皆さん前のめりになってきて、そこからはいろいろなアイデアが出ました。

 

──いくつくらいのアイデアが出ましたか?

ブレストでは、35個のアイデアが出ました。

 

──印象に残ったアイデアはありましたか?

参加していた方の中に学生さんがいて、子どものアート作品を展覧会として高齢者の方たちのために披露するというアイデアは面白いと思いました。また、美容師をしていた方がいて、「ご飯食べた後に髪の毛を洗ってもらえる」というようなサービスをしてみては?というアイデアなんかも面白かったです。

 

子どもと高齢者と地域を繋いで「子どもの自分ブランドを作る!」

──最終的に選んだアイデアとその理由を教えてください。

最終的に決まったアイデアは「子どもの自分ブランドを作る!」というものでした。

これは皆さんから出たいくつかのアイデアを組み合わせて考えたものです。

「自分ブランド」は、まず子どもたちに高齢者の方たちが自分の技能を教えることがはじまります。
そうすることで、高齢者の方たちに地域の子どもたちを孫のように思ってもらってコミュニケーションを深めます。
さらに、そこで出来上がった子どもたちの商品は、地域で販売することで地域経済も回せるのではないかと思い、このアイデアに決めました。

 

──今後はどのように進めていきますか?

今、地域サロンとパンとケーキのお店「HANARE」を作っています。その「HANARE」では、そこでしたいことを仲間と一緒に作っています。
「ママ目線の南区お出かけマップ」などすでにいくつかアイデアがあるので、それらのアイデアのひとつとして「子どもブランド作る!」という提案を仲間にしてみて時期を見てやっていければと思っています。

 

──最後に「さぶみっと!ヨクスル」へのメッセージをお願いします。

自分の意見をみんなの前に言える機会や利害関係のない人たちと意見を交わすという経験って、大人になるとあまりないと思います。その経験は、すごくワクワクするので、ぜひプレゼンターをやってみて欲しいと思います。

──野坂さん、ありがとうございました!

 

──そして、気になるクラウドファンディングの結果は?

取材した5月18日 時点ではクラウドファンディングの進捗は30%でしたが、記事を作成している6月8日 時点では100%を大幅に超え136%に!

嬉しい!本当におめでとうございます!

>> 札幌市南区に地域サロンを兼ねたケーキとパンの店をOPENしたい!
 

「札幌市南区活性化プロジェクト」にご興味をお持ちいただけましたら、メンバー申請をお願いします!

https://www.facebook.com/groups/300917613670364/

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