こんにちは、コーポレートデザイン部の太田です。入社して1ヶ月ほど経った5月から、新入社員内で使用するコミュニケーションツールをSlackに一本化しました。

Slackを導入した目的と活用事例を三回の連載にてご紹介いたします。最終回の今回はBotの作り方をご紹介します。
第1回:【Slack】新入社員のコミュニケーションツールとして導入しました
第2回:【Slack】新入社員チームで使用している外部連携ツールやBotの使い方を紹介します
第3回:【Slack】30分で作る雑談ボット(Hubot+人工知能ボットAPI)
概要
Hubotとは
Hubot is your company’s robot. (公式サイトより)
HubotはGitHub謹製のBOT開発・実行フレームワークです。MIT ライセンスで公開されたOSSであり、Node.jsが動く環境で動作します。
タスクの自動化が可能で、独自のスクリプト(CoffeeScript) を追加できます。また、異なるチャットにもそれぞれのアダプターを使用することで対応できるため、一度書いた Hubotのスクリプトはどのチャットでも動きます。
人工知能ボットAPIとは
User Localが提供している人工知能ボットAPIを利用して雑談ボットを作成します。人口知能ボットAPIは、ボット開発に必要となる自然言語処理ライブラリを集約したものです。現時点で以下のような機能が提供されています。(APIキーの取得には事前の申し込みが必要です。)
- 全自動会話API
- 氏名自動識別API
- キャラクター会話API
- 形態素解析API
今回作成する猫ボット
全自動会話APIとキャラクター会話APIを使用してHubotのスクリプトを作成し、ユーザーのレスポンスに対して猫語で返答するボットを作成します。
#randomで猫を飼おう!
ボットの作成手順
Slack側の準備
Apps & Integrationでhubotをインストールします。

hubotの設定画面上でAdd Configurationをクリックし、新しいボットの設定を行います。

以上でSlack側でのHubot設定は完了です。ここで表示されているAPI Tokenは後ほど使用するのでメモしてください。
前提
下記の環境が必要です。
- Node.js 0.10.42
- npm 1.3.6
- hubot 2.19.0
- coffeescript 1.10.0
本記事で使用しているサーバーはAmazon EC2(Amazon Linux)です。AMIの設定方法に関しては割愛させていただきます。(※セキュリティグループ設定でHTTPの80番ポートを開放してください。)
以降は、インスタンスへの接続を完了させた状態での手順です。
必要な環境を整える
Node.js・npm・hubot・coffee-script・yo・generator-hubotをインストールします。
Hubotを作成
Yeoman-generator(Yo)を使用してHubotの雛形を展開します。
ボット名のディレクトリ(今回はcat)を作成し、catディレクトリ内で yo hubot を実行して対話形式で名前などを設定をします。
yo hubotを実行してボットの基本設定を行う
Slack用アダプタのインストール
今回はSlackに接続することを目的としているので、Slack用のアダプターをインストールします。hipchatやIRCなど他のツール用のアダプターも多数用意されています。
bin/hubotを調整
binディレクトリ直下にあるhubotファイルに必要なトークンなどを記載します。
雑談ボットを動かすためのスクリプトを作成
scriptsディレクトリ直下にcat.coffeeを作成します。
Hubotを起動する
作成したBOTをSlackのチャンネルに招待してメッセージを送る
お好みのチャンネルで、/invite @bot_nameして作成したbotをチャンネルに追加してください。
以上で猫ボットは完成です。しかし、この状態でインスタンスへの接続を解除するとボットがログアウトしてしまいます。次の章では、ボットを常駐させる方法をご紹介します。
ボットを常駐させる
今回は、foreverというnode.js用のデーモンマネージャーを使用して作成したボットを常駐させます。
foreverをインストール
PATHを設定
bin/hubotを調整
常駐に関するコマンド
以上で、作成した猫ボットを常駐させることが出来ます。
一度Hubotを作成しておけば、スクリプトを追加するだけで簡単に機能を拡充することが出来ます。また、他のチャットツールにもアダプターを取り替えるだけで接続することが可能です。
お好みのチャットボットを開発してタスクの自動化を図りましょう。
第1回:【Slack】新入社員のコミュニケーションツールとして導入しました
第2回:【Slack】新入社員チームで使用している外部連携ツールやBotの使い方を紹介します
第3回:【Slack】30分で作る雑談ボット(Hubot+人工知能ボットAPI)
PICK UP
-

タグ: Amplitude, EC改善, LTV最大化, コホート分析, コラム, データドリブン, ファネル分析, プロダクト分析, リテンション分析, 行動データ活用, 高速PDCA
【Amplitude入門シリーズ第3弾】迷走する施策評価から脱却する。データ起点で「次の打ち手」を最速で導く、LTV最大化の高速PDCA -

タグ: DKIM, DMARC, SPF, カスタムドメイン, コラム, ブランド信頼性, メールマーケティング, メール配信, 到達率向上, 認証設定, 迷惑メール対策
メルマガ配信で独自ドメインが必須な理由とは?フリーメール利用のリスクと到達率への影響 -

タグ: Amplitude, ai, アプリ改善, イベントレポート, イー・エージェンシー, グロース, コラム, データ分析, プロダクト分析, ユーザー行動分析, リテンション
【イベントレポート】Amplitude Tokyo Meetup supported by e-Agency〜データが導いた逆転劇~ある企業のグロースストーリー -

タグ: エンゲージメント向上, コラム, ノーリプライ, メールマーケティング, メール配信, ユーザーコミュニケーション, リレーション構築, 受信者体験, 返信誘導, 送信元メールアドレス
まだ「no-reply」を使っていますか?迷惑メール判定を招くリスクと送信専用の代替策 -

タグ: Amplitude, ECサイト, ltv, コホート分析, コラム, データ分析, ファネル分析, プロダクト分析, リテンション分析, 行動分析, 顧客体験
【Amplitude入門シリーズ第2弾】「なぜ売れない?」に終止符を打つ。 LTV向上のボトルネックを特定する、3つの「行動分析」手法 -

タグ: エンゲージメント, コラム, コンテンツ最適化, メールマーケティング, メール心理学, ユーザー行動, 心理トリガー, 配信戦略, 開封率向上
「届いた数」で満足しない!FCMとGA4でプッシュ通知の成果を「参照元/メディア」まで深掘り分析

