こんにちは、コーポレートデザイン部の太田です。入社して1ヶ月ほど経った5月から、新入社員内で使用するコミュニケーションツールをSlackに一本化しました。
Slackを導入した目的と活用事例を三回の連載にてご紹介いたします。第二回の今回はSlackの活用方法について具体例をご紹介いたします。
第1回:【Slack】新入社員のコミュニケーションツールとして導入しました
第2回:【Slack】新入社員チームで使用している外部連携ツールやBotの使い方を紹介します
第3回:【Slack】30分で作る雑談ボット(Hubot+人工知能ボットAPI)
分報
前回記事で、Slackを導入した目的として分報を紹介しましたが、今回は運用方法について具体的にご紹介します。
各メンバーにチャンネルを1つずつ割り当てて「個室」を作成しました。個室を与えることで、情報が錯綜することを防げます。また、課題に直面している者が誰なのか・誰が気づいたのかという主体もハッキリするので助言する者も相手の特徴を掴んで適切なアドバイスをしやすくなります。
メンバーそれぞれの個室
個室ということでメンバーに対して「なんでも書いていい」という意識を持たせることが出来ます。グループのチャンネルでは小さな気付きを書くことに遠慮する傾向がありますが、個室であれば他のメンバーを気にせず書くことができます。本人とっては小さな気付きでも他のメンバーにとっては大きな気付きであることも多くあります。
課題に対するアドバイスもスピード感があります
なんでも投稿するというルールで運用しています
外部連携
外部のツールと連携させることで、様々な通知を自動でSlackに投稿することが出来ます。公式に連携対応しているツールも豊富なので是非利用してみてください。
外部連携のやり方についてはこちらが参考になります。(https://seleck.cc/note/seleck_howto/article/15)
Trello
現在、新入社員がOJTで配属されている部署ではタスク管理にTrelloを使用しています。
Trelloは、チームタスク管理ツールです。
タスクを1枚のカードとして作成し、進捗ごとにToDo・Doing・Doneなどといった任意のリストにカードを貼り替えるようにして管理していきます。カード毎に役割を振り分けてチーム全体でタスク管理の共有を行います。アジャイル開発などで用いられる”カンバン方式”をオンラインで実現することの出来るツールです。
私たちのチームでは、TrelloとSlackを連携させてカードの作成や移動をSlackに通知させています。直感的な操作でとても気に入っています。
Trelloの更新をSlackに通知
Slackはチャットサービスという特性上、ストック型情報を扱うのには向いていません。ストック型情報を扱うサービスと連携させ、Slack側では情報が更新された際の通知(フロー型情報)を扱うことに特化させることで効率のよい情報共有を行っています。
IFTTT・myThings・Zapier
PocketとSlackをIFTTT経由で連携させて、分報に後で読む機能を追加しました
IFTTT・myThings・Zapierは複数のWebサービスを連携させるハブの役割を持つサービスとして有名です。Slackもこれらのサービスを使用して、他のWebサービスと連携させることによってチャンネルごとに様々な通知を飛ばすことが出来ます。
配布されているチャットBotを導入しましょう
SlackのBotは数多く配布されています。
様々な分野で便利なBotが配布されているので積極的に導入しましょう。私たちのチームで導入したBotを一部ご紹介します。
Statsbot
Statsbot は、Googleアナリティクスなどの解析ツールと連携し各データをSlackへ通知できるサービスです。導入は簡単で以下のURLから「Add to Slack」をクリックして導入するチームを選択するだけで完了します。
サマリーを通知するスケジュール設定
毎朝、前日のサマリーが通知されます
subot
subotは、チャットメッセージの自動配信・他のボットのコマンドを自動実行、チャット上からスケジュール調整・スケジュール表示を行うことができます。私たちのチームでは、主にスケジュール調整にsubotを使用しています。
subotとGoogleカレンダーを連携させ、subotに対して「調整」と話しかけると自動でチームメンバーの空いてる時間を認識して候補を提示してくれます。また、Googleカレンダーに予定の作成をすることもsubotを経由してSlack上で行えるようになります。
subotを利用したスケジュール調整
Slackの魅力はやはり豊富なBot連携ではないでしょうか。必要に応じて様々なBotを導入して業務の効率化を図りましょう。
第1回:【Slack】新入社員のコミュニケーションツールとして導入しました
第2回:【Slack】新入社員チームで使用している外部連携ツールやBotの使い方を紹介します
第3回:【Slack】30分で作る雑談ボット(Hubot+人工知能ボットAPI)
次回は、Botの作り方をご紹介します。
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