天猫国際(Tmall Global:左)とKaola(考拉/コアラ)
2019年9月6日、中国ネット通販大手のアリババグループが、中国インターネットサービス大手ネットイースが運営する越境EC事業を約20億ドル(約2,100億円)で買収したと報道されました。
中国越境ECでは、アリババグループが「天猫国際(Tmall Global)」、ネットイースが「Kaola(網易考拉海購/コアラ)」を運営し、トップシェアを争う関係にありました。今回の買収により、アリババグループは「天猫(Tmall)」を運営する国内EC市場に続いて、越境EC市場でも5割超のシェアを握ることになるようです。
「天猫国際」と「Kaola」は今後も独立したブランドとして運営されるとも報道されています。では、今後の中国越境ECにはどのような影響や変化があるのでしょうか? イー・エージェンシーの中国越境EC支援サービス担当、天野に聞きました。
株式会社イー・エージェンシー
新規事業開拓本部 グローカルビジネス室 室長
天野 利哉
「実際に中国越境ECに取り組む立場から考えると、これから気になるのは、2つのECモール間の連携がどこまで進むのか、ということです。
2つのECモール間を直接移動できるのはもちろんですが、ネットイースが中国国内で持っている巨大なネットワークを利用したメディア露出や広告戦略なども連携できるようになると素敵ですね。
これからW11(11月11日/独身の日)やW12(12月12日)、年末商戦、春節商戦などに向けても、今回の買収がもたらす効果や、それによる中国越境EC市場の動きには、是非とも注目していきましょう。」
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<参考>
・中国アリババ、網易の越境EC事業買収 20億ドルで:日本経済新聞
・アリババが中国越境ECの「Kaola」を20億ドルで買収、越境ECマーケットで5割超のシェア:ネットショップ担当者フォーラム
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