第5回 さぶみっと！ヨクスル in 大阪【2018年7月26日(木)開催】

自分の特性を理解・受容し、合理的配慮を求めていく『キャリア教育』をしたい！

私は発達障害の当事者です。IQに凸凹があり、得意なことと極端に苦手なことがあります。診断が下りたのは大人になってからでした。私は幸い、比較的自分の特性に合ったキャリアを選んできましたが、それでも業務に適応できず、二次障害で鬱も経験してきました。

もし、自分の得意や苦手、特性を理解し、自分に合ったキャリアを選ぶことができれば、よりパフォーマンスを上げられる環境について交渉することができれば、発達障害のある人の職業人生は、全く違う様相を見せるのではないでしょうか。そのためには、入口対策として、自身の特性を理解し、受容し、配慮を依頼していくための『キャリア教育』が必要だと、私は考えています。

そこで課題になるのが、一般学級で学んでいる軽度発達障害、ボーダーラインの生徒・学生。彼らに届けるためには、特別支援学校や特別支援学級ではなく、一般の高校や大学でプログラムを展開する必要があります。そしてまた、いわゆる定型発達の生徒・学生にとってもこのプログラムは、自分らしいキャリアを選ぶ指針になるのではと感じています。

一方、ダイバーシティを志す企業でも、発達障害のある人とどう働いていくかが課題になっています。しかし、その最大の問題点は、当事者ではない人が、想像でよい環境をつくろうとしていること。それよりも、当事者自身が自分にとって働きやすい環境について、自分自身で考え、配慮を依頼していけるようになることで、ダイバーシティはより進むのではないでしょうか。このプログラムを企業で実施することで、発達障害のある人も、定型発達の人も、他の障害や、フルタイムで働けない理由がある人も、それぞれが働きやすい環境を模索していけるのではないかと思います。

ヨクスルでは、このようなこと『キャリア教育』を、学校や企業に届けるための広報や営業のアイデアを、みなさまと一緒に考えたいです。
このプログラムが広がることで、この地域が多様な文化や背景を認め合える、寛容で優しい地域になっていくと思っています。

凸凹フューチャーセンター　奥野 美里さん

人と人を繋ぐ社会性スポーツで大阪を「お節介の台所」にする！

私は2015年から多様な人達が集える機会づくりを目的にフットサルを中心としたスポーツイベントを開催してきているのですが、活動を通じて感じていることは”スポーツは世代や性別、人種、文化、障がいの有無を垣根を越えて誰もが一緒に楽しめる最高のコミュニケーションツールである”ということです。
全く価値観も職業も異なる人たちが初対面でもスポーツを一緒にすることによって仲良くなれることに毎回スポーツの力の偉大さを感じております。

一方で現代社会は、社会環境の変化、また、個人の生活様式や価値観の多様化により人と人のつながりの希薄化がみられ、これまで地域で担われてきた地域の共助の機能が低下してます。
事実、大阪市のデータ（人と人とのつながりに関する区民アンケート結果）によると、95％の市民の方々が”人とのつながり”を大切に考えているが、一方、”声かけ”、”見守り”などが行われいると感じられている人は56％となっており大阪市における非常大きな課題のひとつとなっています。

勝ち負け第一の”競技性スポーツ”ではなく、人と人を繋ぐ”社会性スポーツ”をツールとして、多様な人びとが集える機会を創出して、この課題を解決したいと思っています。
その機会を創出するためのアイデアを、ぜひ一緒に考えてください！

株式会社アイスタイルキャリア　大野 丈さん

大阪発!!障害者サービス倍増計画!!

大阪市内の総合病院リハビリ科で10年勤めたのですが、10年間で障害者向けのサービスや製品が全く増えず、自分で作り続けたうっぷんがついに限界を迎えました！
①障害者の方々が生活しやすくなる、②同時に企業の売り上げも確保できる、③障害を理解する人が増えよりみんなが優しくなれる、そんなサービスを生み出し大阪から世界を一緒に変えましょう！

ヨクスルに参加するみなさま、どうぞよろしくお願いいたします！！

株式会社国宝　国宝 孝佳さん

司会でヨクスルを盛り上げ、大阪・関西に貢献します！？／ヨクスル司会４回目

ウェブマーケティング支援とセミナー・イベント講師をやりつつ、障害者の就労支援、ネット上でのオピニオン発信などを行っています。

松本 孝行さん

社会をヨクスル！を加速したい！

自身でもプレゼンター参加させて頂きました！”社会課題解決×IT”をテーマにウェブサービスを開発してます

(株)メタ・イズム／Touch Japan Inc. 代表取締役　西尾 幸紘さん