【滋賀県主催】SDGsプロジェクト創出ワークショップ【Day.3】開催レポート

2021年3月11日 | 広報・PR・イベント運営担当

2021年2月14日(日)、弊社で企画と運営を行った、滋賀県主催「アイデアと思いをみんなでカタチに!SDGsプロジェクト創出ワークショップ Day.3」を開催いたしました。

当ワークショップでは滋賀県のSDGsの普及および実践に係る取り組みとして、3回にわたり開催し、SDGsへの理解を踏まえ、チームを結成してプロジェクトの創出を行います。

イー・エージェンシーでは、全国各地で開催をしてきた地域活性ワークショップの豊富な運営実績と、そのノウハウの評価をいただき、SDGs普及啓発に向けて滋賀県様より委託をいただき開催しております。

 

■2ヶ月半に渡り取り組んできたワークショップの集大成となる発表会

2020年12月に開催をしたDay.1では、SDGsへの理解を踏まえ、身近な地域課題を抽出して課題ごとにチーム結成を行いました。続いて2日目にあたるDay.2では、課題解決のためにできることを考えプロジェクトのベースを作り上げていきました。

そして今回のDay.3に向けて、チームごとにオンラインでミーティングを行ったり、SNSを活用してやりとりを行うなど、プロジェクト内容をブラッシュアップしていきました。

初対面の参加者同士で結成したチームの中で、同じ課題に向き合い、プロジェクトを作り上げていく濃密な2ヶ月間の集大成として今回のDay.3ではその成果発表を行いました。

滋賀県企画調整課の小嶋栄子氏による主催者挨拶と、同じく企画調整課の嶋田宏之氏による本事業についてのご説明のあと、各チームの発表となります。

 

■滋賀の農業を盛り上げたい!「滋賀のワクワク農業~保存食を作ろう~」

トップバッターのプレゼンは滋賀の農業を盛り上げるために、保存食をつくるプロジェクト「滋賀のワクワク農業(チームINASAKU)」です。

全国的に農業の担い手が減少する中、滋賀県も例外ではなく農業就労者は10年間で44.3千人から24.8千人に半減、農地も減少傾向になるなど縮小の一途をたどっています。

そこでチームINASAKUでは、地場野菜を活用して地産地消や災害に備えた保存食をつくろうというプロジェクトを立ち上げました。保存食が根付くことで特産品となり、農業の雇用拡大やまちの活気に繋げていきます。

まずは商品イメージをかためていきながら、農家や企業とのつながりをもち、生産、販売へ踏み出していきます。そして長期的には、滋賀の特産品として他府県でも販売を行ったり、若者と農業をつなげるPRを行っていくことを目的にするなど、滋賀の農業を盛り上げていきたいと伝えました。

本プロジェクトのSDGs目標項目

 

■滋賀の交通事情を改善したい!「和が町ビワイチ!」

続いてのプレゼンは滋賀の交通事情を改善して、交通の便の発展や、道路の整備、そして自動車以外の交通手段を確保していくために、サイクリングイベントを開催するプロジェクト「和が町ビワイチ!(チームびわ湖ライン)」です。

滋賀県では滋賀交通ビジョンで、地域特有の交通資源の拡充や、サイクルアンドライドの推進や、車道の整備などを掲げています。また、今後高齢化による免許返納数の増大が見込まれることから、自動車以外の交通手段がより身近になる社会づくりが不可欠です。

そこでチームびわ湖ラインでは、滋賀の最大の魅力である琵琶湖をサイクリングで一周する「ビワイチ」をもっと地域に根づいたものにしていく、地域版のビワイチイベントを開催して、琵琶湖の魅力を発信しつつ地域整備を進めたいと考えました。

まずはスモールスタートで、小さい範囲で開催し、ゆくゆくは地域をつないでいき、行政の協力を得ながら交通の便の改善や歩道や自動車道の整備までを視野に入れていきたいと締めくくりました。

本プロジェクトのSDGs目標項目

 

■食育を通じて食品ロスに取り組むプロジェクト

続いてのプレゼンは、食品ロスを解消していくために「食育を通じて親子で食品ロスに取り組むプロジェクト(チーム オニギリ’s)」です。

家庭系の食品ロスは全国で年間284万トンにものぼり、滋賀においては年間2.8万トンになります。これは県民1人当たり年間約19kg、1日約53gの食品ロスとなってる計算です。

また、コスト面では食品ロスによる家計の損失やごみ処理費用などで1世帯あたり年間6万5千円も損失していることになります。

そこで、当プロジェクトでは「1日約53g、年間65,000円の節約術」をキーワードとして食の大切さを伝えるために、食育を通じて親子で食品ロスに取り組む親子料理教室を行うことにしました。

大人から子供に食育を通じてもったいないを教えていき、食品ロスの実現を目指していきます。廃棄されがちな食材を食べる習慣が身につき、食全般への興味が増し、丁寧に暮らすようになる。そして感謝が社会の隅々に体現される未来を描いています。

すでに企業などで行われている食品ロスの取り組みとのコラボや行政との連携などでかたちにしていきたいと意気込みを見せました。

本プロジェクトのSDGs目標項目

 

■障がい者の就労支援を行いたい!繋がる手で心ゆたかに

最後のプレゼンは地域資源を活用して障がい者等の就労支援を行っていく「繋がる手で心ゆたかにプロジェクト(チームはっぴー)」です。

滋賀県では「滋賀県障害者プラン」を策定し、地域での暮らしを支える環境整備、障害の理解や合理的配慮の機運情勢、福祉のまちづくり推進など取り組みを進めています。

これらの取り組みを追い風として、さらに風速を高めるために滋賀の魅力も一緒に盛り上げることができたらみんながもっとハッピーになるのではと考えました。

滋賀の地域資源として、耕作放棄地や放置森林や未利用間伐材などを活用して、障がい者等が収穫等の作業を行い、そして収穫した農作物を利用したお弁当の生産販売を行い、その工程においても障がい者が特性に応じ作業を担うというものです。

滋賀の地域資源と福祉をかけ合わせて、商品を開発する工程において様々な分野の人間が繋がりあい、すべての人が笑顔で住みやすくあたたかなまちづくり、環境づくりを目指していくとして発表を終えました。

本プロジェクトのSDGs目標項目

 

■聴講者は地元企業のSDGs担当者や、行政職員の方など

今回、県内の地元企業のSDGs推進ご担当者や、各テーマに取り組んでいる行政職員の方々などを中心に30名ほどが各チームの発表を聞く聴講者として参加されました。

新型コロナウイルス感染症への対策から聴講者は全員オンラインでのご参加となりました。各発表を聞いた上で投票審査を行い、各チームへのコメントなども寄せていただきました。

■聴講者による投票結果を踏まえた各賞の発表

聴講者は各プロジェクトに対して「SDGs(持続可能な開発目標)の視点が考慮されていたか?」「プロジェクトの独創性、話題性はあるか?」「プロジェクトの実現性はあるか?」といった視点で投票を行い、その結果を発表していきます。

【努力賞】
・和が町ビワイチ!(チームびわ湖ライン)

【聴講者からのコメント】
健康促進にもつながり素晴らしいと思います。雨天時の対応と、安全面の確保を優先して取り組んでください。
・競争でなく各町の良さを知るイベントとして是非実現してほしいです。
・みんなで盛り上がる企画になると良いですね。誰もが参加できるよう自転車以外の乗り物も使えるといいかな。
・ビワイチは、ファンの方々も多いので、沢山の方々を巻き込めると思います。
・遠方からの自転車輸送を公共交通機関や配送業者さんとコラボできれば全国的なイベントにもなりそうですね。

 

【奨励賞】
・繋がる手で心ゆたかにプロジェクト(チームはっぴー)

【聴講者からのコメント】
・滋賀県では農福連携や6次産業の取組が始まっているので、協働やノウハウの共有をされれば提案の実現に近づくと思います。
・素晴らしい取り組みと思います。お弁当は作ったら売れるものではないので、どのように価値観を上げるかが大切だと思います。様々な工夫が必要で大変だと思いますが頑張ってください。
高齢者も障害者も健常者もみな一緒に長く住める社会になるといいです
農と福祉の連携を進めていきたいと思っています。ぜひ、みんなで一緒に取組を進めていければ…と、思います。
・ありがとうございました。福祉×SDGsの発想がとても新鮮でした。福祉と掛け合わせることで、より人にやさしい活動となりそうですね。

 

【優秀賞】
・滋賀のワクワク農業(チームINASAKU)

【聴講者からのコメント】
地元産野菜や規格外野菜を安定して購入できる方法を作るだけでも価値があるかなと思います。頑張ってください。
・発表ありがとうございました。保存食という付加価値を生産物に加えたところが素晴らしかったです。
・野菜を新鮮なまま食べることに目線が行きがちですが、保存食にするという発想はオリジナリティがあって面白いと思います。
滋賀の農作物を使う!愛があります。

 

【最優秀賞】
・食育を通じて親子で食品ロスに取り組むプロジェクト(チーム オニギリ’s)

【聴講者からのコメント】
・身近な話題で、興味深く聞かせていただきました。SDGsとフードロスを繋げると、まだまだ広がっていきそうですね。
・料理教室はコロナ禍の中で人気が高まっているので、チャンスだと思います。食品ロス削減の対策も兼ねたメニューなど工夫があれば良いように思います。
食品ロスに対する意識をみんなで共有することは大事ですね。
・これこそ産学官協働で協創することが肝心ですね。
・食品ロスの削減は大事な課題。親子で学べる料理教室はいいと思います。

聴講者の皆様からも数多くのポジティブなメッセージがありました。各賞を発表していきながら全参加者から当ワークショップを振り返っての一言をもらっていきました。「SDGsに興味があったものの学ぶきっかけがなかなかなかったので参加することができてよかった。」「タイトなスケジュールだったが、その中で頑張ってきたので今日の発表会を迎えられて嬉しい。」「同じ目的を持った仲間と団結することができて貴重な経験だった。」など、それぞれが得た思いを分かち合いました。

 

■各チームと聴講者によるオンラインでの交流会も実施。

最後はSDGsについての情報交換や、新たなコラボレーション等のつながりをつくる交流会を行いました。

今回、聴講者はオンラインでの参加となったためチームごとにトークルームをつくりお互いに話しやすい環境を用意しました。プレゼンやプロジェクトの感想をはじめ、みなさんの普段の取り組みや、一緒に取り組めることはあるかなど、画面越しに白熱した交流会となりました。

■今後もSDGsの普及と啓発に向けた取り組みを

今回のワークショップでは、2ヶ月半という短い期間にも関わらず3回の開催を通じて参加者同士がチームとなり、お互いが感じている社会課題をもとにSDGsのプロジェクトを創出していきました。

各参加者がSDGsの目標に向き合い、自分として仲間として地域としてどのようなことができるか考え、その課題解決に向けて踏み出すきっかけになりました。

明るい未来をつくっていくためには、一人ひとりの意識の醸成とその思いを多くの人と共有し、実践していくことが大切です。今後も滋賀県ではSDGs未来都市として、持続可能な滋賀の実現に向けた取り組みが行われていきます。

SDGsの普及と啓発により県民とともによりよい未来を作り上げていくその取り組みに引き続き期待をしていきたいと思います。

 

■ワークショップを開催したい団体・企業の方へ

イー・エージェンシーでは委託業務としてワークショップの開催を行っております。ワークショップを実施するうえで、このような課題はありませんでしょうか?

 ・ワークショップのやり方がわからない。
 ・ワークショップが盛り上がらない。
 ・オンラインワークショップをやったことがない。

このような課題に対して、弊社のノウハウを提供させていただきます。ご興味がございましたらお気軽にお声がけください。

▼ご提供メニュー例
(1)計画・ディレクション:イベント計画の立案・イベント計画の進行
(2)コンテンツ提供:イベントコンテンツの作成(イベントページ、SNSでの告知・チラシ)
(3)プレゼンターサポート:プレゼンターへのメンタリング・プレゼンテーション指導
(4)イベント運営:イベント資材の準備・イベント運営(会場設営・運営指示)・イベント司会
(5)成果物の提出:活動報告書の作成・電子データの納品

PICK UP

広報・PR・イベント運営担当

ライター

おもてなしを科学するイー・エージェンシーでは、クロスデバイス分析によるユーザー単位の分析やオンラインオフラインを横断した分析など次世代の分析をサポート。また分析データを元にしたABテスト支援から、EC領域での購買、行動データを活用したレコメンドシステムなどを提供。 お問い合わせはこちらにどうぞ。

お問い合わせ

サービスに関するご相談は
こちらよりお気軽にお問い合わせください。

e-Agencyの様々な情報をFacebookでお届けします!