2020年12月20日(日)、弊社で企画と運営を行った、滋賀県主催「アイデアと思いをみんなでカタチに!SDGsプロジェクト創出ワークショップ Day.2」が開催されました。
当ワークショップは滋賀県のSDGsの普及および実践に係る取り組みとして、3回の開催にわたり、SDGsへの理解を踏まえ、チームを結成してプロジェクトの創出を行うことを目的としています。
イー・エージェンシーでは、全国各地で開催をしてきた地域活性ワークショップの豊富な運営実績と、そのノウハウの評価をいただき、SDGs普及啓発に向けて滋賀県様より委託をいただき開催をいたしております。
前回のDay.1ではSDGsについてのプレゼンを聞いた上で、身近な地域課題を抽出して課題ごとにチーム結成を行いました。今回のDay.2では課題をベースにできることを考えていきながらプロジェクトのベースを作り上げていきます。
■まずはSDGsのプロジェクト事例を知る。甲賀市で行われた事例プレゼン
SDGsという大きなテーマに対して、自分たちが取り組めることはなにか。SDGsの目標は多岐にわたるためプロジェクトのイメージがつきにくいのも事実です。
そこで、Day.2では実際にワークショップから創出されたプロジェクトを滋賀県甲賀市で実践した立命館大学の中西優奈さんに、プロジェクト事例のインプットプレゼンを行っていただきました。
2017年に行われた滋賀県と滋賀経済団体連合会が共催のキャンパスSDGs滋賀ワークショップで最優秀賞をとった「村の子プロジェクト」の始まりから、実際に滋賀県甲賀市で行われた「甲賀でつながる30日」プロジェクトの事例をお話しいただきました。
実践に至るまでの各フェーズや取り組んでみての課題なども踏まえ、当ワークショップの参加者のみなさんへのアドバイスとして「やりながら考える」という柔軟性を意識して継続していくことが大切だと締めくくりました。
プレゼンを終えて参加者の方からも多くの質問があがり、自分たちがこれから取り組んでいくプロジェクトへのイメージが鮮明になっていきました。
■課題テーマに対してできることを洗い出して、チームでブレスト
いよいよワークショップに突入していきます。今回はDay.1で結成されたチームごとに最初から分かれ、前回の振り返りとともに課題テーマに対してできることのアイデアを出し合っていきます。
Day.2を迎えるにあたり参加者のみなさんには事前にできることのアイデアを考えてきてもらい、その各人のアイデアをもとにチームでブレストを行いアイデアの量を増やしていきます。
■選ぶアイデアは「行政(企業)と住民が一緒にできること」から
アイデアには実現不可能なものからユニークなもの、そしてすぐにできそうなものまで様々です。今回のワークショップでは「行政ができること」「住民ができること」「行政(企業)と住民が一緒にできること」という3つの軸でアイデアを分類していきます。
分類したうえで「行政(企業)と住民が一緒にできること」の中から、プロジェクトとして実現していきたいアイデアを選んでいきます。
「行政ができること」はどうしても行政頼みのリクエストになりがちです。「住民としてできること」は、自発的にもできることです。地域をつくっていくうえではやはり行政と住民による協働・協創をしていくことが重要となるため、「行政と住民でできること」の視点でアイデアを選定しました。
■プロジェクトの決定と実現に向けたステップを考える
アイデアの中からひとつ、もしくはいくつかを組み合わせてチームとして取り組んでいきたいことをプロジェクト化していきます。
当然のことながらプロジェクトのスケールは各チームまちまちとなるため、まずはスモールスタートを切れるように短期間で実現できるステップに分解をしていきます。
たとえば、1ヶ月でできること、6ヶ月でできること、1年でできることといったようにスケジュールを切り、その各タイミングで「やること」「課題や懸念点」「行政や企業に協力してほしいこと」などの詳細を組み立てていきます。
こうしてプロジェクトの実現した際のゴールと、そこに至るプロセスができあがり、いよいよ次は踏み出していくステップとなります。
■次回のDay.3では各チームのプロジェクトを発表します。
今回のDay.2まででプロジェクトの方向性と実現に向けたステップを考えていきました。次回のDay.3(2021年2月14日(日)開催予定)までに各チームごとに内容をブラッシュアップしていきながらDay.3の発表に向けて資料等の準備をしていきます。
Day.3では行政職員の方や地元企業の方々に聴講者としてご参加いただき、各プロジェクトへの投票を行っていただきます。また、各プロジェクトへの支援や協働していけるようなコラボレーションにも発展していくことを期待しています。
■ワークショップを開催したい団体・企業の方へ
イー・エージェンシーでは委託業務としてワークショップの開催を行っております。ワークショップを実施するうえで、このような課題はありませんでしょうか?
・ワークショップのやり方がわからない。
・ワークショップが盛り上がらない。
・オンラインワークショップをやったことがない。
このような課題に対して、弊社のノウハウを提供させていただきます。ご興味がございましたらお気軽にお声がけください。
▼ご提供メニュー例
(1)計画・ディレクション:イベント計画の立案・イベント計画の進行
(2)コンテンツ提供:イベントコンテンツの作成(イベントページ、SNSでの告知・チラシ)
(3)プレゼンターサポート:プレゼンターへのメンタリング・プレゼンテーション指導
(4)イベント運営:イベント資材の準備・イベント運営(会場設営・運営指示)・イベント司会
(5)成果物の提出:活動報告書の作成・電子データの納品
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