オウンドメディアを作っている上で気になるのがブログからの問い合わせです。今回は、Googleアナリティクスのセグメント機能を使ってブログを見た人が問い合わせにつながっているのか調べてみました。業務上ブログを書くことが重要というのはわかっていても結果につながっているかどうか分からないという人に読んでもらいたい記事です。ブログを書く意味を多くの人に知ってもらえるようにわかりやすくデータを使って説明してみましょう!
今回は、Googleアナリティクスを使った簡単なやり方を説明いたします。
Googleアナリティクスのセグメントを使ってブログからのコンバージョンを調べる方法
ユーザーの中のサマリーを選びます。+セグメントを選択し、新しいセグメントを作成します。ランディングページでブログを読んだ人のセグメントを作ります。
シーケンスを使いセグメントを設定
セグメントの設定で詳細にセッションやユーザを絞るメニューとして、 ”条件” と ”シーケンス” というのメニューがあります。今回は、シーケンスを使いました。
シーケンスとは?
例えば、「最初にブログを読んで、次にxxをした」などのユーザーもしくはセッションのステップを指定し、該当のユーザーもしくはセッションに絞り込みを行うことが出来ます。
”条件” の場合は、一定条件で絞り込むだけです。”シーケンス” を使うとステップを指定してセグメントを作ることが出来ます。
最初にブログを見た人を設定する方法
初めのステップとして最初にブログを見た人というのを選ぶ方法です。ランディングページでhttps://www.e-agency.co.jp/column/* (弊社では、このurl以下にあるものがブログです。)を見た人をステップ1にしました。
ステップ1
ランディングページにブログurlを見た人を選らびました。ランディングページ が 先頭が一致で/column/ を見た人を選びます。全体の58.85%は、ブログからのランディングだということが分かりました。
また、初期状態ではセッションになっているます。今回は、ユーザーの動きを見たいのでユーザに変更しました。
ステップ2 問い合わせを設定
ステップ2に問い合わせ完了を設定します。弊社の場合は、複数の問い合わせ完了ページがあるのでそれぞれの問い合わせを 1以上あるというのを設定してみました。個別で調べたいときは、条件を減らしてデータを出すと良いです。
設定のやり方は、 ≧1としています。1件以上がある場合という意味になります。
データからこのサイトのブログ経由の問い合わせ人数がわかりました!
10,622人のユーザがブログをランディングページとしてみています。9人全体の0.05%が問い合わせに至っている事がわかりました。
シーケンスでセグメントデータを作ることで、目標となるコンバージョンにどれくらい寄与しているのか分かりました。この指標を元にサイトを改善していきたいです。
※注意点
セグメントにユーザデータが含まれる場合93日間までしかみられないです。なので3ヶ月に1回くらいの周期でデータを保存しておくことをオススメします。
また、以前ブログに書いたコホート分析の結果と合せて分析するのもオススメです。
Googleアナリティクスのコホート分析を使って分析してみました。 | ブログ | 株式会社イー・エージェンシー
前回調べた結果によると最初にサイトに接触してから2週間くらいは、問い合わせが増える傾向が見られました。
今回は、ブログがランディングページとして問い合わせにつながっている人の割合が出ました。全体のアクセスの6割がブログからの接触から入るこのサイトでは、同じコンセプトで2週間以内に定期的に同じコンセプトで記事を書くことでこのコンバージョン率を高めることが出来るのでは?という推測も立てることが出来ました。
あなたのサイトにあったセグメントを作成しサイトを改善してみてください!
e-Agencyでは、Googleアナリティクスに関するあらゆるサポートをしています。
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