eコマースマーケティング部の田中です。
前回のコラム「ECサイトにも実店舗同様のおもてなしを」では「接客」にフォーカスし、商品詳細ページのおもてなしについて取り上げていましたが、今回はその続編です。
商品詳細ページに辿り着くまでの道のりをサポートしてくれる「検索」をテーマにしてみたいと思います。Google、Yahoo!の検索はみなさん日々利用されているかと思いますが、ECサイトの検索は同じ検索でもちょっと違います。
ECサイトで商品を見つけやすくするためにどういう点に気を使ったおもてなしが必要なのかを事例も交えながらまとめてみました。
たかが検索、されど検索。
ECサイトの検索について考えることがあれば是非思い出してみてください。
検索をアシストする!
▼1.アイコン検索・詳細検索で絞込み
NEW、SALE、限定、発売日、翌日配送、カテゴリ絞込み等々詳細検索の基本。特に、SALEや限定は売れ行きを左右する上で欠かせない絞込み。その他、サイト固有の商品種別で絞込みをさせるなどユーザーのシナリオにあわせて項目を設計しましょう。
参考:ララビットマーケット
▼2.おすすめキーワードやサジェストで検索をアシスト
旬なキーワード、シーズナリティのワードなどから検索するだけでなく、商品の「発見」をアシスト。また検索ワードの入力の手間を省くことやキーワードを想起させることで、スムーズな検索ができるようにしましょう。
▼3.表記ゆれを吸収する
全角・半角の違い、ひらがな表記・漢字表記・英語表記、類義語・関連語…商品によって、様々な表記ゆれパターンが存在します。検索ワードを追加することでの対応のほか、自動的に変換をかけるなど、検索難民を救うためには欠かせない機能です。
商品の一覧性を高める!
▼4.商品の並べ方で一覧性を高める
ECパッケージの標準的な形だと、縦に商品が並んでいるケースが 多いのですが、数多く見せるのであれば、縦横をつかったレイアウトを取るのが良いでしょう。ブラウザサイズによって横の数が可変されるのも、一つの方法ですね!
参考:ヨドバシカメラ
▼5.一覧ページでの表示件数を増やして閲覧性を高める
単純ですが、一覧の表示数が増えることで遷移する手間を省くことができ、閲覧性を高めることができます。10件表示のところを、50件、100件とデフォルトの表示数を増やすことで、閲覧性を高められます。
パフォーマンスに依存する部分でもあるので、HTMLやアプリ・インフラの設計も含めて検討が必要ですね。
▼6.在庫あり/なしで優先順位を設定する
検索したけど、在庫なしの商品ばかりが並んでる・・・とすると、購買意欲は減少。在庫のある商品を優先的に表示する、あるいは在庫がなくても予約注文を受け付けられるものは、上位表示する、などの調整が必要ですね。
▼7.商品通し順で優先順位を設定する
ロジックのルールだけでは、微妙な調整が難しいの現実。売れ筋商品やおすすめ商品を意図的に上部に表示させたい時は商品ごとに通し順を設定することで調整しましょう。
商品バリエーション比較をしやすくする!
▼8.バリエーション商品を探しやすくする
サイズや販売単位、カラーなど、同じ商品でもバリエーションが存在します。バリエーションごとに一覧に戻って遷移するのは、閲覧性も低く、比較もしづらくなります
同じページで簡単に切り替えられることで、比較検討をしやすくしましょう。
参考:アスクル
※類似商品を探すのところ
▼9.カラー・サイズ検索を在庫情報と連動
色・サイズなどのバリエーションの比較を簡単にできるインターフェイス。オンマウスでの色違い比較や、在庫情報との連動をすることで、手早く正確な情報を得ることができます。
参考:ユニクロ
検索スピードを向上させる!
▼10.リアルタイム検索で表示スピードをアップ!
検索ボタンをおして、待ち時間にイライラ。。。そんなイライラを解消するのがリアルタイム検索。ajaxのインターフェイスを組み合わせることで、快適でスピーディーに検索結果を得ることができます。
開発には、リアルタイム検索のシステムとajaxインターフェイスの組み込みが必要なので、導入はコストと御相談。
参考:javari
と、ECサイトの検索を最適化する方法は色々です。ただ単に機能を高度にすれば最適な検索が出来上がるかというわけでなく、ユーザーのシナリオ目的にあわせた設計を行なうことが第一です。
検索は奥が深い。
ECサイトの検索機能を構築する際は、是非一度踏みとどまって、じっくりと考えてみてください。
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