2006年03月02日
アクセシビリティ対応はSEO対策の一合目
吉村正春
ドラゴンフィールド株式会社
http://dragon.jp
・あなたのサイト、検索エンジンには見えていないかもしれない
http://c01.wx0.net/?c=32108&m=1961&h=a3268f0ea9 (秋元@サイボウズ研究所プログラマーBlog)
この記事は、japan.internet.comにも寄稿されており、それをe-Report先週号のニュースダイジェストのコーナーで紹介したところ、クリック偏差値で1位になりました。センセーショナルなタイトル記事に惹きつけられた人も多かったのではないでしょうか。実際の記事の中身も、かなり面白くぜひご一読いただきたいと思います。
概要は、
> 人間が見たときと、検索エンジンが調べに来たときではサイトの見えかたが違う。
> 画像に埋め込まれた文章や、Flash、Javascript などを使った「動くメニュー」
> などに貼られたリンクも検索エンジンには理解できていないケースがほとんどで
> ある。
>
> 検索エンジンから見えるあなたのサイトの実態はどんなものなのか。HTMLのソー
> スを見たり特別なツールを使わずに、簡単に確認する手順をご紹介しよう
ということで、Googleのキャッシュ機能を使った確認方法が紹介されている。従来であれば、Lynxのような特殊なブラウザーを使わなくてはいけないので、これはかなり簡易な判定法と言えます。
ここで紹介されている検索エンジン対応度テスト(とここでは便宜的に呼びます)を使って、在京キー局サイトをチェックしてみましょう。
公益性が高いサイトなのに
上記の記事中にも「日本の人気トップ100位サイトの中にも、検索エンジンに見つけてもらえないメニューを使っているところがある」と指摘されているように、アクセシビリティについて、真剣に取り組んでいるところは思いの外、少ないのです。
ブロードバンド環境の充実や高スペックなPCが安価で出回った結果、Flashや動画を最大限に利用してもユーザーにストレスを与えなくなりました。結果、Flashや動画を多用したサイトが氾濫することになり、放送局サイトであれば尚更、”見栄え”重視のサイトが大部分を占めています。
先日、TBSの方に取材しましたが、このときのテーマのひとつが「サイトのアクセシビリティ」についてでした。
TBSサイトは、昨年アクセシビリティ対応に切り替わりました。その裏には「2004年6月にアクセシビリティに関するJIS規格が交付され、官公庁サイトなど公共性が高い団体のWebサイトは公共性が求められているが、放送局サイトはどうなんだろう」との担当者の思いがあったそうです。
(リニューアル当時のキャプチャーや、リニューアルのコンセプトは、WEB FLASH vol.14をご覧下さい)
・WEB FLASH VOL.14
http://c01.wx0.net/?c=32109&m=1961&h=67cb71d399 (Dragon.jp)
さて、検索エンジン対応度テストを試してみました。上が公式サイトのURL。下がテストで表示されたキャプチャーです。
NHK:http://www.nhk.or.jp/
http://dragon.jp/column/image/nhk.jpg
日本テレビ:http://www.ntv.co.jp/
http://dragon.jp/column/image/nihon.jpg
TBS:http://www.tbs.co.jp/
http://dragon.jp/column/image/tbs.jpg
フジテレビ:http://www.fujitv.co.jp/
http://dragon.jp/column/image/fuji.jpg
テレビ朝日:http://www.tv-asahi.co.jp/
http://dragon.jp/column/image/asahi.jpg
テレビ東京:http://www.tv-tokyo.co.jp/
http://dragon.jp/column/image/tokyo.jpg
まとめ
やはり、TBSはアクセシビリティを標榜しているだけあり、Googleキャッシュでもしっかりコンテンツ名が並んでいます。この状態でも、サイト内を遷移することができるでしょう。検索エンジンもしっかりとサイト内の情報を拾っているはずです。
テレビ朝日、テレビ東京は、サイドメニューの一部が表示されるだけです。これでサイト内を遷移するのはかなりキツイです。フジテレビに至っては、何にも表示されていません。検索エンジンは読んでいないということです。試しに、サイト内の文言で検索してみてください。検索結果にフジテレビサイトが表示されることはないはずです。
Flashを使っているからアクセシビリティ対応は無理だ、という声も聞くことがありますが、TBSサイトもFlashやムービーは使っています。工夫次第で、アクセシビリティとFlashは共存できることの証左ではないでしょうか。アクセシビリティに対応すると言うことは、音声読み上げブラウザーに頼らざるを得ない視覚障害者に優しいページになるだけではなく、SEO的にも大きなプラスであるということがお分かりいただけたかと思います。
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