【AWS】NATゲートウェイとNATインスタンスの違いとは?

2019年9月8日 | 広報・PR・イベント運営担当

AWSの資格取得に向けて学習中、NATゲートウェイとNATインスタンスの違いがよくわからず、筆者なりに調べて、解釈してまとめてみましたのでご紹介します。
(※ 学習の途中経過のご紹介のため、内容の正確性については検証が十分ではありませんのでご了承ください。)

 

NATとは?

そもそもNATとはどういうものなのか?ということで調べてみました。

参考:NAT ナット / Network Address Translator
https://www.atmarkit.co.jp/aig/06network/nat.html

NATとは、ネットワークアドレス変換の1種で、プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換することです。
複数のローカルPCが1つのグローバルIPアドレスを利用してインターネットへ接続することができます。
全てのPCがグローバルIPアドレスを使ってしまうとIPアドレスの数が足りなくなってしまうため、その対策として誕生したという背景があるそうです。

 

NATゲートウェイとは?

NATゲートウェイは、AWSのマネージドサービスです。

AWSマネージメントコンソールで [VPC] → [NATゲートウェイ] → [NATゲートウェイの作成] の順に選択し、下記の2項目を指定することで作成できます。

  1. NATゲートウェイを作成したいパブリックサブネット
  2. NATゲートウェイに関連付ける Elastic IPアドレス

 

NATインスタンスとは?

NATインスタンスは、AWSのユーザーが運用管理するサービスです。

AWSマネージメントコンソールで [EC2] → [インスタンスの作成] → [Amazon マシンイメージ (AMI)] で [コミュニティ AMI] カテゴリを選択し、amzn-ami-vpc-nat を指定すると作成できます。

amzn-ami-vpc-natで検索したら45種類も出てきました。
選ぶのが難しそうです。

 

料金

NATゲートウェイ

NATゲートウェイの時間単位の使用料金とデータ処理料金が適用されます。
Amazon EC2データ転送料金も適用されます。
東京リージョンでは下記の計算になります。

0.062 USD/時間
0.062 USD/GB

NATゲートウェイと EC2インスタンスが異なるアベイラビリティーゾーンにある場合、データ転送料金が発生します。

1 GB/月まで 0 USD/GB
1 GB ~ 9.999 TB/月まで 0.114 USD/GB

参考までに下記の条件で計算してみました。

データ処理 10 GB、データ転送 10 GBの場合、1ヶ月の利用料金は

NATゲートウェイの使用料金: 0.062 USD × 24時間 × 30日 = 44.64 USD
データ処理料金: 0.062 USD × データ処理 10 GB = 0.62 USD
データ転送料金: 0.114 USD × データ転送 10 GB – 無料分1 GB/月 0.114 USD = 1.026 USD
合計: 46.286 USD(110 円/USDとして 5,091.46 円)

NATインスタンス

インスタンスの使用期間、インスタンスタイプ、サイズに応じて課金されます。

EC2: 0.0152 USD/時間(t2.micro利用の場合)
EBS: 0.12 USD*GB/月(汎用SSD (gp2) ボリュームの場合)

NATインスタンスとEC2インスタンスが異なるアベイラビリティーゾーンにある場合、下記のデータ転送料金が発生します。

1 GB/月まで 0 USD/GB
1 GB ~ 9.999 TB/月まで 0.114 USD/GB

参考までに下記の条件で計算してみました。

EC2インスタンスタイプ(t2.micro)、汎用SSD(gp2)ボリュームのEBSを 10 GB使用の場合、1ヶ月の利用料金は

EC2使用料金: 0.0152 USD × 24時間 × 30日 = 10.944 USD
EBS使用料金: 0.12 USD × 10 GB = 1.2 USD
データ転送料金: 0.114 USD × データ転送 10 GB – 無料分 1 GB/月 0.114 USD = 1.026 USD
合計: 13.17 USD(110円/USDとして 1,448.7 円)

 

まとめ ~ NATゲートウェイとNATインスタンスの違い

NATゲートウェイ、NATインスタンスともに、プライベートIPをグローバルIPへ変換するという機能は同じですが、下記の点が違ってくるようです。

1.作成方法

NATゲートウェイは、[VPC] → [NATゲートウェイ] → [NATゲートウェイの作成] から作成します。
NATインスタンスは、[EC2] → [インスタンスの作成] から作成します。

2.運用管理する主体

NATゲートウェイは、Amazon側で運用管理されるマネージド型です。
NATインスタンスは、ユーザーが運用管理します。

3.料金

NATゲートウェイとNATインスタンスでは前提が異なりますが、1ヵ月あたりで概算すると、NATゲートウェイは約 5,000 円、NATインスタンスは約 1,500 円でした。

4.メリット・デメリット

それぞれのメリット、デメリットは下記のようになると思われます。

  メリット デメリット
NATゲートウェイ ・運用管理をユーザー側で行わなくて良い ・コストが高い
NATインスタンス ・コストが安い
・カスタマイズが自由にできる
・運用管理をユーザー側で行う必要がある

特別な理由がない限り、NATゲートウェイを使うのが一般的なようです。

(※ 学習の途中経過のご紹介のため、内容の正確性については検証が十分ではありませんのでご了承ください。)

参考:Amazon Virtual Private Cloud

VPC の NAT デバイス
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/vpc/latest/userguide/vpc-nat.html

NAT ゲートウェイ
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/vpc/latest/userguide/vpc-nat-gateway.html

NAT インスタンス
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/vpc/latest/userguide/VPC_NAT_Instance.html

NAT ゲートウェイと NAT インスタンスの比較
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/vpc/latest/userguide/vpc-nat-comparison.html

 

いかがでしたか?

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