見出し画像

心のガソリンを満タンに! 高知まるごとワーケーションに参加してきました

求人募集中! 自信を持って業務に取り組める職場環境を提供しています!


テレワークの弊害に取り組む

コロナ禍を機にテレワークとなり、多くの社員が在宅で仕事をするようになりました。
通勤がなくなって時間に余裕が生まれ、仕事の合い間に家事もできるようになるなど、生活に良い変化をもたらしました。
一方で、自宅が仕事場になることでコミュニケーション不足になったり、オンとオフの切り替えがしづらかったり、自宅に籠もって毎日が淡々と過ぎてしまったり、思考が煮詰まったり、など様々な弊害もあります。

テレワークだからこそ、たまにはリアルにチームメンバーで顔を合わせて話したり、他チームのメンバーと偶然出会って雑談したり、働く場所を変えてリフレッシュしたりできると良いのではないでしょうか?
そこで、まずはオフィスがそうした場になるように、オフィス環境を整えたり、足を運びたくなるようなきっかけづくりのイベントを催したりしています。

ワーケーションで、よりよい仕事ができるきっかけづくり

さらに、働く場所を変えてリフレッシュするということでは「ワーケーション」にも取り組み始めています。
その名のとおりワーク(仕事)とバケーション(休暇)をうまく組み合わせることで、普段とは違った環境の中に身を置き、新たな刺激を受けて、よりよい仕事ができるようにリフレッシュしてもらいたいと思っています。

しかし、「ワーケーション」といっても、「実際にどのような効果があるのかわからない」「滞在先でどんな風に過ごしていいのかわからない」「遊びに行っていると思われそう」など、イメージや不安は様々にあるようです。
取り組もうとする私たちも、あまり確証は持てませんでした。

そんなとき、ちょうどご縁をいただいて、高知県さんが主催する「高知まるごとワーケーションモニターツアー」に参加させていただけることになりました。
実際にワーケーションを体験して、そこでの仕事の様子や過ごし方をまとめましたので、モデルケースとして参考にしてもらい、実施イメージを持ってもらえたらと思います。

古民家を改装したワークスペースでお仕事

今回のワーケーションモニターツアーでは、高知県さんの方でいくつかワークスペースが用意されていました。
私が利用したのは、高知市の中心部から少し離れた場所にある古民家を改装したスペースです。

和室にダイニングと、広さにも余裕があり、とてもきれいにリノベされたスペースでした。庭ではバーベキューもできるそうです。

今回のワーケーションモニターツアーに参加している他社の方にお話を聞いてみました。
システムエンジニアの方で、テレワーク環境の中、すでに1~2ヶ月に1回くらいのペースでワーケーションをしているそうです。
早起きして街や自然の中を散策したり、地域の食を楽しんだり、普段とは違う環境に身を置くことで、リフレッシュして効率的に働けるということでした。

地元の食に触れて、本物の美味しさを満喫

仕事をした後は、お楽しみの夕食です。
高知の台所、ひろめ市場で、他社からの参加者のみなさんと一緒に食事をしました。

参加者のみなさんで乾杯。
お話ししてみると人事担当の方も多く、やはり今後の働き方としてワーケーションを導入するための体験・視察で参加しているということでした。

カツオのたたきはもちろんのこと、ウツボの唐揚げやアオサの天ぷらなど、美味しいお酒とともに高知の食を満喫することができました。
地域の食に触れて本物の美味しさを味わえるのもワーケーションの魅力のひとつです。

地元の方たちとの交流 のち お仕事

今回のワーケーションモニターツアーでは、高知を知るためのプログラムがいくつか用意されてました。
私が参加したのは、地元の方たちと一緒に古い家具をリメイクしてチームワークを築くプログラムです。
古民家で使われていた昔のタンスに、丁寧にヤスリがけをしてオイルを塗り上げていきます。

何十年も使われていたタンスです。
引き出しの奥に子どもの落書きがあったり、小さなシールが貼られていたりしています。
どんな家族が使って、どんなふうに生活していたんだろうと、このタンスとともにあった暮らしや流れていた時間に思いを馳せながら作業しました。

作業が終わると、すぐにオンライン会議の予定があったので、近くのお寺の境内で仕事をさせてもらいました。

宿泊先に戻ってからも仕事をします。
煮詰まったところで顔を上げると、窓の外には大自然。
青空を流れる雲と、四万十川の清流に、ほっと一息つくことができました。

アクティビティでリフレッシュ のち お仕事

ワーケーションの醍醐味のひとつは、地元を満喫できるアクティビティです。

サップにラフティングと、四万十川を満喫しました。

アクティビティの合い間に、キャンプ場でお仕事。
パソコンと回線さえあれば、そこにはいつもと変わらない仕事環境が立ち上がります。

アクティビティが終わったら、四万十川のほとりでお仕事。
このときは資料の確認と企画書の手直しをしました。
パソコンを川に落とさないように気をつけましょう。

高知県庁に聞く、ワーケーションへの期待

高知県庁にも訪問し、今回の「高知まるごとワーケーションモニターツアー」を主管している高知県商工労働部、産業デジタル化推進課の担当の方とお話をさせていただきました。

「テレワークでどこでも働ける動きが広まっていく中で、高知県でも働けるということを知ってもらい、高知県で実際にテレワーク、ワーケーションをしてもらいたい」ということで、このモニターツアーを実施したそうです。

「実際に来てもらった方々にいい点、悪い点の両方をフィードバックしてもらい、より働きやすい高知県にしていきたい。
先々は、来てもらった方々が関係人口となって移住を検討したり、企業であれば地域の課題解決を事業としてスタートさせたりということも期待している」とのことでした。

今回、私も高知県に行き、高知県が大好きになりました。
今後も何かしらの関わりを持ち、ご一緒していきたいと思っています。

ワーケーションで、心のガソリンを満タンに

ワーケーションを体験してみて、多くの方たちとの出会いや交流を持ち、普段とは異なる刺激をたくさん受けることで、非常に濃厚な時間を過ごすことができました。

期間中に仕事のパフォーマンスが上がったかというと、必ずしもそうとは言えないかもしれません。
しかし、大きな成果として、心のガソリンは確実に満タンになりました。
このように満ち足りたエネルギーを得ることで、次の日からまたさらに頑張っていけるのではないでしょうか?

時間や場所にとらわれない働き方ができるようになっています。
日々の仕事で煮詰まったときは、自宅やオフィスでは体験できない環境でワーケーションをしてみるのもいいと思います。
行った先々で地元の人とつながり、普段とは違った会話をし、地域の生活に触れることで、新たな価値感が見つかるかもしれません。

イー・エージェンシーでも、ワーケーションの導入に向けて段階的に取り組んでいきます。
とはいえ、ワーケーションは必須でも強制するものでもありません。
働き方の選択肢のひとつとして、人生を楽しむ選択肢のひとつとして、活用の機会があることを気持ちの片隅に置いてもらえるとうれしいです。

同じ会社でともに過ごす仲間として、引き続き一人ひとりの人生の充実を応援していきたいと思います。
気晴らしにワーケーション、ぜひご活用ください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?