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卒業生と振り返るイー・エージェンシーの歴史 Vol.5 吉村 正春さん

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イー・エージェンシーは、1999年の創業からこれまで、多くの仲間に支えられてきました。仲間と一緒にいくつもの成功や失敗、その喜びや苦労を積み重ねて、今日まで成長してくることができました。そこで、過去に在籍していた人たちに当時を振り返ってもらい、そうした歴史の先に、今のイー・エージェンシーがあることを再認識しつつ、今後の活動に繋げていきたいと思っています。

第5回目は、ドラゴンフィールド(イー・エージェンシーのグループ会社)に入社後、隔月刊誌「WEB FLASH」やメールマガジンなどメディア部門に携わった吉村 正春さんにお話しいただきました

元々はFacebookのライブ配信で、元在籍者をゲストに迎えて一緒にお酒を飲みながらざっくばらんにお話をする「少し早めのお疲れさん会」という企画ですので、皆さんもぜひリラックスしてご覧いただけると嬉しいです。また、動画の会話だけでは意図が分かりにくい部分もありますので、記事(テキスト)もぜひお読みください。

※動画中、映像や音声が乱れる部分があります。また、動画の記事化にあたり、表現や内容をより伝わりやすく編集しています。

吉村 正春さんの略歴

2003年 イー・エージェンシー入社
2008年 退社

入社のきっかけ

五十嵐:「少し早めのお疲れさん会」5回目ということで、本日のゲストは元ドラゴンフィールド株式会社に所属しておりました、吉村 正春さんをお招きしました。吉村さんがドラゴンフィールドに所属していたのは何年頃なんですか?

吉村:2003年ぐらいから2008年まで、約5年在籍していました。入社前からドラゴンフィールドから仕事は請け負っていたので、1999年ぐらいから繋がり自体はあったんですけど、甲斐さんに誘っていただいて、入社したって感じですね

甲斐:色んな仕事を吉村さんに発注していて、これだけ発注しているんだったら、いっそうちに来ない?ってなったんだよね。

五十嵐:吉村さんが入社前、ドラゴンフィールドからの仕事を請け負うきっかけはなんだったんですか?

吉村:1999年当時、長崎で畳職人やってたんですけど、並行して、ドラゴンフィールドで発行していたメールマガジン「Internet NOW!」のライターもしてたんですよ。

一日のタイムスケジュールで言うと、朝8時から夕方6時まで畳職人として働き、帰宅後、食事と入浴、そして数時間の仮眠を取った後に、午後10時に起きて、テレホーダイタイム(※)に全国の編集スタッフとチャットで情報を共有しつつ、記事を執筆し、メールマガジンを発行、午前3時に就寝、午前7時に起きて畳職員としての一日が始まるという感じでした。

(※:テレホーダイ:23時から翌日8時まで電話通話料が定額になるサービス。なお電話回線を使っていたので、通信速度は現在の数百~数千分の1)

五十嵐:25年前にすでにリモートワークで副業をしていたわけですね。そして長崎から上京して入社されたんですか?

吉村:上京する前に一度世界を見ておきたかったので、1年ほどイギリスに行きました。1年間、ダラダラ過ごしただけなので、英会話のスキルは全く伸びませんでしたが、多様な価値観に触れられたのは収穫でした。イギリスに行って本当に良かったです。

五十嵐:イギリスへのワンクッションを挟んだ後、2003年に入社されたわけですけど、長崎で請け負っていた仕事をそのまま社内で継続していくような感じだったんですか?

吉村:入社直後はそうですね。それから、それらの仕事に加えて、「WEB FLASH」という隔月刊誌を出したり、書籍や他媒体のインタビュー記事を執筆したり、とライターとして仕事の幅が徐々に広がっていきました。

色んな経験を積むことができて、めちゃくちゃ感謝しています。甲斐さん的には、もっとやって欲しいことはあったと思うし、その期待に十分に応えられていないことは分かっているんですが、それでもありがたかったですね。

甲斐:当時のメンバーって、アマチュアから手探りで仕事をこなしていく内に、だんだんプロっぽくなっていく、みたいな感じだったよね。だから形になっただけでも十分感謝ですよ。

入社時の社内の様子

五十嵐:入社した時、社内はどんな感じだったんですか?

吉村:最初は、イー・エージェンシーで管理部門を担当していた宮永さんのチームに所属しました。周りの人たちは、経理や総務といった事務作業をやってる中、僕だけライティングをやっているという状況でした。宮永さんも僕の扱いに困ったでしょうね(笑)

甲斐:宮永君も自由人だったからね、自由人枠に集めちゃえって感じだったのかな(笑)。

吉村:そして入社1年後に、ドラゴンフィールドに転籍するんですけど、そこから本格的に忙しくなっていきました。退社するのは終電間際がデフォルトでしたし、月に何回かは会社に泊まることがありました。就業規則的には、午前10時から午後7時までが就業時間だったんですけどね。

今でも覚えているのが、個人的に用事があって午後7時に帰ろうとしたら、五十嵐さんに「あれ?吉村さん、もう帰るんですか?」って言われて、「いやいや、終業時刻は7時だよ」と思いながらも、「すみません~」って申し訳なさそうな体で退社しました

甲斐:当時の社内の午後7時って、まだまだこれから、みたいな時間帯だったよね。夕食食べて、さぁもうひと頑張り、みたいな。

当時の甲斐さんの印象

五十嵐;当時の甲斐さんはどんな感じだったんですか?

吉村:甲斐さんは、弱っていたイメージしかないですね。イー・エージェンシーを退職してから3社ほど渡り歩きましたけど、それらの社長と比べても、甲斐さんは人が良過ぎ。

「今は仕事をみんなに振っちゃってるんで楽だよ」って、甲斐さんは仰ってるんですけど、当時は全部、抱え込んでいた印象があります。社員から突き上げられるし、甲斐さんが育ててきた人が辞めちゃったりで、メンタル的に相当大変そうだったのに、よく持ちこたえてここまで来たな、と感動すら覚えます。

そして、当時思ったのは、トップの人たち、甲斐さんと木村さん(元副社長)、三田村さん(元取締役)の役割分担が見事で、僕はお三方が「心」「技」「体」を体現していたように思っていました。木村さんが「技」で豊富な知識量で色んなアイデアを出し、三田村さんが「体」としてすごい営業力を発揮し会社を前に進め、そして甲斐さんが「心」で、みんなを包んでフォローしている、という絶妙なバランスでした。そういう中で働けたことが得難い経験になりました。

甲斐:あのチームって振り返ってみると、計画してそういうチームを作ったわけじゃないんだけど、結果的にそういう役割分担になって、それがピタッとはまった感じだよね。

五十嵐:2008年、退職したときはどんな心境だったんですか?

吉村:退職直後はとにかく休みたかったですね。辞めるちょっと前に倒れたんですよ。妻と散歩している時に急にパタンって。過労だったんですけど、もうこれは休まないと駄目だって退職しました。イー・エージェンシー繫がりでいくつか仕事をいただいてはいたんですけど、なかなか復調しなかったので、それらを十分にこなせず不義理な感じで切れちゃった仕事も多く、ご迷惑をおかけしてしまいました。

五十嵐:当時の自分に声をかけるとしたら?

吉村:「ちょっと休んだらもう一回イー・エージェンシーに戻れば?」って言いますかね。めちゃくちゃ忙しくて大変だったんですけど、社内は楽しかったし、色々な刺激も受けましたから。

週休3日で働く日々

五十嵐:最近はどんな仕事してるんですか。

吉村:今勤めている会社は、同僚も良い人達で、何よりも週休3日なんです。僕は毎週水曜日が休みなんですけど、全社員が好きな曜日を休んでいます。ただその分、給料は安いんですよ。でもそういう働き方も全然アリかなと思います。

「週休2日で一週間に5日は出勤するけど給料は満額出る」「週休3日で平日に1日休んでいいけど給料は20%減」という二択だったら、後者を選ぶ人も多いと思うんですよ。特にIT業界は忙しいので、疲弊している人には絶対に刺さる就業スタイルではないでしょうか。優秀な人ほど疲弊していると思いますので、イー・エージェンシーでこの就業スタイルを採用すると、優秀な人材が続々集まってくると確信しています!

たしかにリモートワークも最近増えてきましたけど、やっぱり時間に縛られるので、平日丸々休めるというのは働く側にとってはありがたい制度です。そうは言っても、今勤めている会社は潰れそうなんで、この就業スタイルも強くオススメしづらい感じではあるんですけど(笑)

若い人たちへのメッセージ

五十嵐;色んな経験を経た吉村さんから、若い人へのメッセージをお願いします。

吉村:会社って、同時並行で4つ5つ掛け持ちはできないじゃないですか。どこかの会社に行って、ダメなら次の会社に行くみたいな。ただ次の会社が今の会社より良いか悪いかは行くまでは分からないので、転職したけど、前の会社の方が良かった、みたいなことって割とあります。

今は時代的に色んな会社を渡り歩くのが一般的ではあるんですけど、もし今働いている会社で、「そんなに嫌な思いをしていない」「周りに嫌な同僚がいない」んだったら、労働条件に多少不満があっても、そこで腰を据えて働くことも全然アリなんじゃないかと思います。

「若いんだから、色んな会社で経験を積んだ方が良いよ」って、けしかける大人はいますけど、ひとつの会社で着実に経験を積んでいき、ひとかどの人間になっていくという選択肢も悪くはないと思いますけどね。

五十嵐:今日はですね。ドラゴンフィールド株式会社に所属されてました。吉村正春さんにお越しいただきました。ありがとうございました。


▼今回Facebookライブで対談を始めてみた実感を、甲斐がコラムにしていますので、ぜひご覧ください。

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