【先輩社員インタビュー第4弾】カゴ落ち対策ツール「カートリカバリー」のプロダクトオーナーに聞いた、仕事の責任とやりがいとは

2016年6月24日 | 高田 悠矢

こんにちは!4月に入社した、コーポレートデザイン部の高田です。

e-Agencyの先輩社員に聞いてみた!』、第4回目の記事です。
ちなみに、先輩社員インタビューシリーズはもともと全4回の予定でお届けしてまいりました。ですので、このシリーズは本記事でいったん区切りとなります!
(前回記事・『自社プロダクトのファンを増やすには?お客様の要望に応えるため、サービスの成長を図る女性リーダー』(長沼さん・入社7年目)

今回は、入社7年目・高山さんにインタビューした内容をお届けいたします。

高山さんは、前回登場していただいた長沼さんと同期の先輩社員です。
大学でマーケティングを学んでいらっしゃったこともあり、入社以降はさまざまなマーケティングの案件に携わってこられました。
現在はカゴ落ち対策ツール「カートリカバリー」のプロダクトオーナーとして活躍されていらっしゃいます。
そんな高山さんから、現在の仕事・また仕事において心がけていることについてお話しいただきました。


【プロフィール】
高山晋さん(入社7年目)
アカウントプランニング3部 チーム長

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今の仕事は「つらくて苦しい」けど「好き」

 

入社してからこれまでの経歴を教えてください。

入社してからしばらくはSEOやアクセス解析、ページ制作などのサイト運用業務を行っていました。EC・通販、メーカー、金融などさまざまな業種を経験しました。また、日本だけでなく中国案件にも関わりました。
その後、ダイレクト・マーケティングを学ぶために、九州の大手広告代理店に3年間在籍しました。
昨年の10月に東京に戻り、カゴ落ち対策ツール「カートリカバリー」のプロダクトオーナーを務めています。

 

どのような経緯で九州の広告代理店へ行かれたのですか?

もともとダイレクト・マーケティングに興味をもっていました。
九州は、有名な通販企業が多く、ダイレクト・マーケティングのノウハウが進んでいる地域です。この話を聞いて、実際にその場で働き学びたいという気持ちが高くなり、行きました。

3年間でさまざまなダイレクト・マーケティングのノウハウを吸収できたことは自分の成長につながりましたし、その経験は現在、「カートリカバリー」のプロダクトオーナーとしての仕事に役立っています。

カゴ落ち率を改善!『CART RECOVERY カートリカバリー』

高山さんがプロダクトオーナーの、カゴ落ち対策ツール「カートリカバリー」公式サイトです

 

「カートリカバリー」のプロダクトオーナーとは、具体的にどのような仕事をしているのですか?

「営業/マーケティング」と「サポート」と「開発」、それぞれに携わるメンバーにベストな仕事をしてもらうための旗振り役をしています。

例えば、お客さまのニーズが高い機能を追加するよう、要望をいただいたとします。追加するかどうかについてエンジニアとともに議論しますが、「追加できるかどうか」という実現性の話だけを議論するのではありません。いただいた要望をヒントに、よりベストなプロダクトに仕上げるためにはどうすればよいか、しっかりと議論し合います。そうして創っていくことで、より良い価値をお客さまに提供できると思っています。

加えて、市場や競合の分析を行ったり、ビジネスモデルを構築したり、営業シナリオマップの構築をしています。「カートリカバリー」に関係する、さまざまなこと・ものに対して携わる仕事です。

もちろん、社内だけではなく、お客さまやパートナーともやり取りをします。プロダクトの良さを伝えるために、プロダクトへの知識・理解は誰よりも把握するようにしています。
また、執筆やセミナーなどでカゴ落ち対策の重要性やサービスについての啓蒙活動もしています。

 

まさに「カートリカバリーの仕掛人」ですね。そのような仕事のどういった部分に楽しさや面白さを感じますか?

楽しさより、責任の重さを感じることが多いです。

お客さまの成果を上げることにこだわらないと今の仕事は成り立ちません。結果を出さないといけないプレッシャーだらけで、苦しくてつらいです。でも、こういったマーケティングの仕事はとてもやりがいがあって、好きです。だから、続けていけるのだと思います。

タイ1

Eコマースの売上額が伸びているタイでのイベントにも、「カートリカバリー」を出展しました!

e-Agencyでなら「自分が成長できる」と感じた

 

高山さんがマーケティングに興味を持った、そもそものきっかけは何ですか?

大学のマーケティングの授業です。

そのマーケティングの授業は、アイデアベースで終わるのではなく、「TPC(誰がターゲットなのか・どういうコンセプトなのか・どのような競合がいるのか)から事業計画まで」を考え、地域の企業に対し事業提案をする授業でした。1年間かけて事業提案までを行うのですが、それがとても面白かったです。その授業の単位は1年生で取り終えたのですが、4年生まで毎年受講していましたね。

この授業のおかげで、「マーケティングって面白い・就職するならマーケティングを思いっきりやりたい」と当時から思うようになりました。

 

マーケティングといっても、さまざまな会社がさまざまな手法で行っています。その中でも イー・エージェンシーに入社を決めたのはどうしてですか?

e-Agencyを通して「ウェブマーケティング」という言葉を知ったことがきっかけです。

従来のウェブの会社というと、サイトを作るだけ・システムを構築するだけといったようなイメージでした。しかし、これからはウェブでのマーケティング戦略を考えられる会社や人材が大切になっていくという話を聞き、衝撃を受け、ここで働いてみたいと思うようになりました。

また、説明会・人事面接・役員面接と進むにつれ、「この会社が一番自分を成長させてくれそう」という印象を与えてくれたことも入社の後押しになりました。

e-Agencyは当時、定期的な新卒採用をはじめたばかりの会社でしたが、採用実績や規模は関係ありませんでした。「自分が何をして、どう成長していくのか」をイメージさせてもらえたので、e-Agencyへの入社にはいっさい迷いはなかったです。

 

マーケティングの知識をお持ちだったとはいえ、ウェブの知識の勉強は大変でなかったですか?

大変でした。そもそもインターネットは興味が薄かったですし、ウェブ用語も全く知らなかったので。ソースとかSEOとか、訳がわからなかったです(笑)。

いまだにHTMLやプログラム言語も、何ができて何ができないかがわかるくらいで、実際にプログラムを書けと言われても無理ですね。ただ、自分の強みはマーケティングの部分にあると思っているので、そこを伸ばすことで会社に貢献していけたらと思っています。

【6 16修正】高山さん   Google ドキュメント

「カートリカバリー」の良さを伝えるため、イベントでスピーカーとしてお話しする高山さん

「誠実」な社風、明るくも尊敬できる社員たち

 

違う会社に行かれていた経験がある高山さんから見て、会社の社風や社員の雰囲気については、どのように感じていますか。

会社・社員個々人を含め、全体的に「誠実」な印象を持っています。

e-Agencyには、細かいノウハウや技術を有している専門職の方が多くいます。そのため、質問したことや説明を求めるものに対して、丁寧に細かく答えてくれます。
また、社員の雰囲気は和気あいあいとしており、みな話しかけやすいです。厳しい上下関係があるわけでもなく、わけへだてなくコミュニケーションが取れるので過ごしやすいです。

プライベートでは休日に有志でキャンプに行ったりもします。以前は登山部がありましたが、現在は休眠状態ですね。(※社内には、一緒に趣味を楽しむ複数のグループがあります。「はしる部」の復活について、新卒がブログ記事を書きました!

 

最後に、ご自身の将来像についてお伺いします。目指している人物像はどのようなものですか?また、この人みたいになりたいと思える人が会社にいますか?

「目指している人物像は、わからない」です。
この人のように出世したい、お金が欲しいというのは当然ありますけど。
ただ、今まで積み重ねてきたことを、これからも継続していくことで、その先になりたいものがあるのだと思っています。

e-Agencyでは、技術を持っている人・頭の良い人が本当に多くて、どの専門分野においても見本となる方がたくさんいます。そういった環境で働けるのもとても魅力的です。

 

新卒の僕らからすると、新卒で入社されて、チーム長になられた高山さんがモデルです!

とにかく、与えられた仕事をちゃんとやることが大切です。その先の仕事もちゃんとやる、その先も…。まずはこれを続けること。その上で、自分を評価する上司が何を考えていて・何を求めているのかを知るための努力をすること。コミュニケーションを取り、先回りして動くようにすると、おのずと評価されていくと思います。「上司の視点」から自分を客観視することを意識して動いてみてください。

 

ありがとうございました!

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高山さんは、マーケティングに携わってきたこれまでの経験を生かし、現在は「カートリカバリー」のプロダクトオーナーとして幅広い内容の仕事をされていらっしゃいます。
そういった仕事の中で高山さんが抱いている、「お客さまの成果に対する責任感」を垣間見ることができたインタビューでした。
また、新入社員の私としては、仕事に対する意識のあり方が非常に勉強になりました。就活生の方も、社会人としてのご自身をイメージする際に参考にしていただければと思います。

高山さん、本当にありがとうございました!

 

さて、記事冒頭でもお伝えしたとおり、『e-Agencyの先輩社員に聞いてみた!』は今回でいったん区切りとさせていただきます。ここまでご覧いただきまして、本当にありがとうございました!
4人の先輩社員に登場していただき、仕事から就活まで、さまざまなことをお話していただきました。読んでくださった皆様にとって何か一つでも参考になるようなことがありましたら、とてもうれしく思います!

e-Agency社員やその仕事内容、またe-Agencyという会社に興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度会社説明会にお越しください!

第1回:『文系エンジニアが語る、エンジニアになるために必要な力とは』(霜越さん・入社5年目)
第2回:『お客様とのコミュニケーションから海外拠点との連携まで!Webシステム開発のやりがい』(鈴木さん・入社3年目)
第3回:『自社プロダクトのファンを増やすには?お客様の要望に応えるため、サービスの成長を図る女性リーダー』(長沼さん・入社7年目)


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高田 悠矢

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