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Webサイト設計・構築

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2009年10月08日

インフォメーションアーキテクトのお仕事:IAって何者?

奥井 夏子
インフォメーションアーキテクト


IA界隈の盛り上がり

特に去年から今年にかけてでしょうか?「インフォメーションアーキテクチャ」「情報設計」に関するイベントや記事などをよく見かけるような気がします。

2009年9月12日にCSS Niteにて「IAスペシャル」という情報アーキテクチャをフォーカスしたイベントが開催されました。「400名という定員があっという間に埋まってしまった」という話からもその関心の高さがうかがえます。

e-Agencyには、私を含め何人かのインフォメーションアーキテクトが在籍しますが、同じWEB業界の方からよく聞かれるのが

「で、具体的には何する人?」

というご質問。「インフォメーションアーキテクト」という職種名は知っていても、実際にIAと仕事をしたことはまだないという方も多いかもしれません

インフォメーションアーキテクトって何する人?

辞書的な定義で言えば、
「ユーザーが情報を使用しやすくするための最も効果的な情報構築を行う人」というところでしょうか。もう少し具体的な話をしましょう。

仮に「産地直送の新鮮野菜を販売しているサイト」を作るとします。
このサイトの最も大きな情報群である商品情報(野菜)をどのように情報構築したらよいでしょう。

まずは情報のグルーピングをするとします。
ネットスーパーなどでよく見かけるのは「あいうえお順」。
他にも「ビタミン別」「料理スタイル別」「産地(国別)」など、これら情報を見せるための切口は、実は多数の可能性があることが分かります。

「ではいったいどういった情報見せ方が一番良いのか」
それを考えるのがインフォメーションアーキテクトです。

まずはサイトゴールやサイトターゲットを定義し、そのためにはアクセスログ解析やユーザーテストなど各WEB調査も必要になります。
e-AgencyのIAは、各種データの取得/解析、シナリオ設計、情報グルーピング、最終的にはワイヤーフレームという形に落しこむまでを担当しています。

「普通こうだから」は危険な考え方

弊社の社員ではありませんが、あるWEB制作従事者が彼女の作ったサイトのローカルナビゲーション位置について、
「ナビゲーションは普通右に置くものだからそう設計した」
と言っているのを聞き驚いたことがあります。

ナビゲーションのようにサイト内導線の要となる大事な要素の配置について
「普通こうだから」という理由だけ決めてしまうのはあまりに危険です。

本来画面設計というのは、

・サイトゴール
・ターゲット
・ユーザーフロー(シナリオ)
・サイトの持つ情報の種類

など様々な要件を加味し熟考を重ねた上にできあがる集大成であり、サイト内の要素には全て「そうであるべき」という意味があるはずです。
そうでなければサイトの効果を最大化することはできません。

サイトの効果を追求し、サイト制作の費用対効果を高めるのであれば、こういった考え方はIAだけでなくプロジェクトに関わる全員が同じように認識すべきと考えています。
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